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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

Charlotte(シャーロット) OVA(特別篇) 感想 - TV シリーズになんら遜色なし。トライアングルな人間配置の良さ、サブタイトルの深み

「Charlotte」(シャーロット)

シャーロット OVA 特典 感想2

どうもみなさんこんばんは。
「Charlotte(シャーロット)」第7巻収録の特別篇「強い者たち」の感想です。

とうぜんながらネタバレを含みます。
円盤内容、特別篇概要、感想へと移行していきますので、ネタバレ知りたくない方は適当によろしくですぅー



ちょっと余談

アニメ「ブブキ・ブランキ」の的場井周作(まとばい しゅうさく)はこう言いました。
「ああ時間がねぇ時間がねぇ」
と。
ブログをやっているとまさにそう思うことが多かったりします。

他人から見れば私はおそらくヒマの極地にみえることでしょう。
しかし当の本人・ひそかさんは、仕事してアニメ見てブログ更新してツイッターしてさらにゴルフ練習してと大忙しな気分で日々を過ごしていることが多いです。切羽詰まった感の日々。

とまあそんなわけで。
せっかく「Charlotte(シャーロット)」第7巻のBDを発売直後(発売は2016.3.30)に入手したものの、やっと視聴したのが4月14日の今朝にずれ込んじゃう始末でありました。

以上、視聴や感想が遅れたことに対する、ちょっとした言い訳みたいな余談でした。



では「Charlotte(シャーロット)」第7巻の話へ。


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まずは円盤の中身についてから。

Charlotte(シャーロット) 7 (完全生産限定版) [Blu-ray]の中身

収録話

  • 第十三話「これからの記録」
  • TV未放送エピソード特別篇「強い者たち」

【完全生産限定版特典】

本編ディスク+特典ディスク 2枚組

完全生産限定版 特典

・特典CD(キャスト出演ラジオ出張版 収録)
・キャラクター原案 Na-Ga 描き下ろし三方背BOX
・キャラクターデザイン 関口可奈味 描き下ろしデジパック仕様
・麻枝 准 執筆 脚本集 vol.7(第十三話&特別篇のオリジナル版収録)
・特製ブックレット
・麻枝 准 書き下ろしキャラクターコメンタリー(第十三話)

映像特典

・第十三話web予告
・ノンクレジットオープニング&エンディング


中身はこんな感じです↓
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円盤の中身で気に入ったのは、ディスクケースに描かれた見開きイラストでした。
シャーロット OVA 特典 感想


OP映像のキャラの向きは流星をバックに左向きのイメージが強かったのですが、ケースのイラストは逆方向の右向きになっているのが新鮮に感じられました。

あぁゆさりんの左手で……
目時の太ももがみえない( ;´Д`)


軽く円盤中身を紹介したところで、次は特別篇の話へ。

特別篇の感想

1. 「強い者たち」の概要

「強い者たち」のあらすじです↓

有宇が星ノ海学園に転入してからしばらくして、熊耳によって見つけだされた「読心術」の能力者。その能力者・関口伊織里(cv:水瀬いのり)にコンタクトをとる友利だったが、あることが原因で、人を遠ざけひとりで過していることがわかった。友利と有宇は、その原因を探るため、関口伊織里と行動を共にすることになったが……


「強い者たち」の時系列はTVシリーズでいうと4話と5話のあいだ。
黒羽柚咲(くろばね ゆさ、cv:内田真礼)が生徒会に所属しており、制服が衣替え前の冬服であること、さらに乙坂歩未(おとさか あゆみ、cv:麻倉もも)が能力を発症するよりも前だったことから、5月後半頃の出来事だろうと推測します。

参照画像をひとつ↓
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(画像の制作は salmiakki@utatane08さん


いや別にね……
時系列を推測する必然性なんてさらさら無いのですが、感想記事を書いてた頃の習慣で思わず(笑)

ちなみに第5話に入ると歩未以外の生徒会が野外キャンプへと出かけ、そこから歩未の“崩壊”まで連続する話になるので、そこから考えても「強い者たち」の時系列は第5話の前、ということになると思います。
(ごめんなさい、今朝の感想ツイートで5話の後と間違って書いちゃいました)


じゃあこのへんから内容に関する感想へ。

2. TVシリーズをふまえたネタの楽しさ

まずは導入部。
特別篇のスタートは、お約束な熊耳(くまがみ、cv:竹本英史)のシーンからでした。

生徒会室のドアがバーン! 熊耳が水をピチャリ。
「能力は……」
「読心術」
(どくしんじゅつ)

あぁそうそう!
これが導入部お約束のひとつだったよね~ すっかり忘れ気味だったので懐かしき熊耳の言動に思わずふふっと声がw


次に第6話にもあった友利奈緒と有宇によるシンクロ恋人否定リアクション。二人一緒に、
「それはない」
と恋人関係を否定するリアクションのことです。

特別篇では会話が歩未から伊織里に置き換わっただけの流れで、なんとも楽しいものを感じました。以下セリフを書き出してみます。

奈緒「だから言ったじゃないですか、それはそれは仲のいいコンビ(奈緒と有宇を指して)だと」
伊織里「それって “恋人同士” って意味だったりっ?!」
奈緒有宇「それはない」
伊織里「見事にシンクロ~♡ 恋人同士なんでしょ!?」
奈緒有宇「違う」


このネタはTVシリーズで大好きなネタのひとつです。
そして特別篇に盛り込んできたという事は、シャーロット脚本の麻枝准さんにとってもお気に入りのネタじゃないか?と感じました。こういうのは、嬉しい気分になるものですね。


上記以外だと有宇がひでんのピザソースにうんざり、というシーンもありました。
(またこれか…… このピザソース、どうしてくれよう?)
正確な引用ではないですけど、有宇がピザソースに食傷するという定番のネタも描かれていました。

これらのことから、特別篇はTVシリーズのネタをふまえてサービス精神が旺盛。そんな作りになっているなーと感じました。



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3. トライアングルな人間配置の良さ、サブタイトルの深み

トライアングルな人間配置の良さ

― トライアングル(三角形)は人間関係を描く基本である ―

以前読んだ本にそんな事が書かれており、特別篇もまた然りだと痛感しました。

特別篇におけるトライアングル(三角形)な人間関係とは、
奈緒、有宇、そして伊織里
この3人のことです。


特別篇では奈緒と有宇に初めて知り合った伊織里という第三者が加わったことにより、奈緒と有宇によるボケ&ツッコミのようなやり取りの面白さが際立つ作りになっていると感じました。

これ、もしも奈緒&有宇ふたりだけのやり取りだったならば、まあそれなりの面白さはあったでしょうけど…… しかし2人をよく知らない客観的立場の伊織里が加わったトライアングルから比べれば、面白味は半減していた気がします。

特別篇はそこが面白かったなと。
トライアングルな人間関係、伊織里が2人のやり取りを見聞きしている。もちろんせっかくの特別篇なので新キャラを、ってのがスタートなんでしょうけど、他にもうひとつ、奈緒&有宇ふたりのやり取りを第三者を入れることでより際立たせたい。そういう狙いがあったようにも思います。


サブタイトルの深み

本編視聴後、深みを感じたのがサブタイトルでした。
まずは伊織里にとって初めての具体例、半径2.5m圏内をキープしつつも仲違いしない初めての人たちを奈緒&有宇で示し。次に通りすがりでケンカ別れしちゃう遊園地カップルという、伊織里がさんざ見てきた仲違いの具体例を示し。そしてサブタイトルは「強い者たち」というしめ。

うん、全部で奈緒のバイオレンスなツッコミを7回ぐらい身体で喰らった有宇。たしかに有宇は強い者でしたなぁ。そして高城とふたり合わせりゃ強い者たちに(違



話は少しそれて昨夜のことですが。
「具体例」について書かれた大学教授のツイートが頭に残っていました。ちょっと長くなりますが該当ツイートを計4つ貼ってみます。






「強い者たち」だけだとやや抽象的ですよね。
しかし奈緒&有宇だけでなく、ケンカ別れ遊園地カップルという具体例が描かれたので説得力が増していました。あぁ、具体例ってこうやって描くのか。具体例を描く時の具体例、みたいな。そんな事を感じてちょっと勉強になる思いがいたしました。

そしてふたつの具体例を対比させつつ「強い者たち」のサブタイトルへ。特別篇を見終わってサブタイトルに深い味わいを感じました。


ということで特別篇はTVシリーズをふまえたネタだったりトライアングルな人間配置が良かったりサブタイトルに深みがあったり。これらをふまえて特別篇の全体的な印象をひとことでいうと、

― TVシリーズになんら遜色なし ―

そんな出来栄えだったように思います。
TV シリーズに入っていても全然可笑しくない面白さ。まあしかしもしも実際に入れたとしたら、4話と5話のあいだでシリーズ構成的に間延びする可能性を感じますので、今回のように特別篇に位置付けするのがやはり良かったのでしょう。


他にもうひとつ
終盤、奈緒が伊織里の親友・穂乃花(cv:Lynn)を激しく面罵するシーンの話です。ここは突然怒り出す奈緒が怖くてちょっと唐突な感じもしました。しかしこれは、解決部分をやや短めにしてその代わりに他を長くしたいという、「尺的」意味合いもあった構成かなと思いました。



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最後に

アニメのOVAってこれまでそれほど多数見たわけではないですが、この「Charlotte(シャーロット)」の特別篇は面白かったです。すいぶん笑いました。見て良かった。


もしも購入を迷っているならば買って損は無いでしょう。
レンタル視聴を考慮中ならばレンタルしてみることをオススメします。
無料で見たい方は…… 
各自ググってみてください。私はあるのかどうかすら知りません。


いやぁしかし。
「Charlotte(シャーロット)」は長文化しがちですね~
ほんとはもっとちゃちゃあっと書くつもりで、さらに最終話再視聴の感想も書く予定だったのですが…… まあ今回はこの辺で。じゃあ最終話(第十三話)を久々に見た感想をふたことで。

「泣いた」
「君の文字」いい曲♪
おわり。


ということで発売からだいぶ遅れちゃいましたが。
以上「Charlotte(シャーロット)」 特別篇の感想でした。

したっけ!


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「Charlotte」(シャーロット) 全13話+1話

(スタッフ)
原作・脚本:麻枝 准
キャラクター原案:Na-Ga
監督:浅井義之(『Angel Beats!』絵コンテ ほか)
キャラクターデザイン:関口可奈味(『SHIROBAKO』キャラクターデザイン ほか)
美術監督:東地和生
音楽:ANANT-GARDE EYES・麻枝 准
アニメーション制作:P.A.WORKS

乙坂 有宇(おとさか ゆう):内山昂輝
友利 奈緒(ともり なお):佐倉綾音
高城 丈士朗(たかじょう じょうじろう):水島大宙
黒羽 柚咲(くろばね ゆさ):内田真礼
熊耳(くまがみ):竹本英史

関口伊織里:水瀬いのり
穂乃花:Lynn

オープニングテーマ
「Bravely You」
歌:Lia
エンディングテーマ
「灼け落ちない翼」
歌:多田葵

#13 エンディングテーマ
「君の文字」
歌:熊木杏里




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