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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

【2016冬アニメ】プチ感想集(全15作品)

アニメ感想・アニメ関連の話

2016冬アニメ 総括

たまには気分を変えまして。
普段ほとんど書いていないアニメ作品について、ちょっとずつ感想や印象などを書いたプチ感想集の記事です。

(↑ 画像は2016年冬期 テレビアニメ一覧画像 うずらインフォ より)



3強状態の冬アニメ

まずは冬アニメでもっとも夢中で見てる作品の話から。
現在放送中の2016冬アニメは個人的に “3強” 状態です。3強とは、

「僕だけがいない街」、「ブブキ・ブランキ」、「灰と幻想のグリムガル」
の3作品。

「僕だけがいない街」と「ブブキ・ブランキ」についてはこれまで1話ごとに感想を書いてきました。


両作についてちょっとだけふれると。

「僕だけがいない街」で好きなのは、キャラ心情の描き方、趣向を凝らしたカメラワーク、情感たっぷりの劇伴、逆光多用の影多き作画、などになるかな…… ひとつひとつ個別の具体例についてはここではふれませんが、特筆すべきは普段あまりアニメを見ない方々に強くおススめできる作品ってことかなぁと。特にお子さんのいらっしゃる方々にとって、共感する点の多いヒューマニズムあふれる作品だと思います。


次に「ブブキ・ブランキ」
こちらで好きなのは、巨大ロボット(ブランキ)のGを感じる搭乗感とアオリを多用したその描き方、懐かしき戦隊ヒーローの熱いノリ、3DCGならではのPANを多用したカメラワーク、親子関係を軸とした人間模様、などになるでしょうか。
たしかに説明下手な点やストーリーのつながりに詰めの甘さを感じないでもないですが、今どきのヒットの法則に縛られターゲットを明らかに絞った作風にはあまり見受けられない、自分達が本当にやりたい事をやる!という熱意あふれる姿勢に対する共感度が高い稀有な作品だと思います。


そしもうひとつ。
「灰と幻想のグリムガル」は、途中から感想を書きたいと思うようになったものの、なかなか手が回らない状態で……。先日、ようやくグリムガルの記事をひとつ書くことが出来ました ↓


「灰と幻想のグリムガル」の好きなところは何だろう。
ひとことで言えば「雰囲気」でしょうか。
魅力的な背景やキャラデザに加え、“死” がすぐ近くにあるという暗い雰囲気が好みです。人物でいえばハルヒロもメリイも暗いですよね。その暗さで生まれる翳(かげ)が逆に光の方も引き立てるような、そんなオリジナリティあふれる独特の雰囲気がグリムガルの好みなところです。


プチ感想(10作品)

つづいて上記3作品以外から。
10作品ほど少しづつ印象を書いてみます。並びは作品タイトルの50音順になっています。またネタバレを含む箇所がありますので、まだ見ていないエピソードに対するネタバレを避けたい方は、各自自己責任でよろしくですー(責任回避)

「亜人」(第10話まで視聴)

一番感じるのはストーリーのヒキの強さ
このあとどうなるんだろう?というヒキの強さだけで視聴継続の楽しみが生まれちゃいます。TVシリーズの途中から、劇場版で見た部分を超えてきたので余計にヒキを感じました。

また、主人公の永井圭って今ひとつ掴みづらいキャラなんですけど、最近になって彼は単純に人間が嫌いとか苦手とか、そういうタイプじゃないかと思うようになりました。よくある主人公タイプの真逆なタイプ。彼は出来れば世間に放っておいて欲しいんでしょうけど、そうは問屋が卸さないんでしょうね。


「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」(第22話まで視聴)

TVシリーズはマンガで読んだ「炎龍編」までかと思いきや、次のエピソードに入ったのでちょっと驚きました。印象的なのは左翼勢力やマスコミに対する皮肉で、たとえば国会でロゥリィが一喝した場面。なんとか自衛隊の非を聞き出し認めさせようとする議員にロゥリィが、「あなたバカぁ?」とやった場面にカタルシスを感じました。また、自衛隊の悪いネタを集めようと最初から色眼鏡を持って異世界にやってくるジャーナリストに対しても、いい皮肉が効いているなぁと。

それにしても架空とはいえ物語でいざ自衛隊を活躍させようとした場合。
そこに至るまでの段取りが大変ですね。


「この素晴らしきせ世界に祝福を!」(最終第10話まで視聴)

「このすば」を一番面白く見てたのは第1話から第4話のあたりですけど、それでも最後まで楽しく見れた作品でした。

最近で笑ったのは第9話の序盤、サキュバスの店でのやり取り。見たい夢のリクエスト内容に関する問いに、
二次元嫁の肖像権、年齢制限、各地の条例
そういうの大丈夫ですか? と妙にリアルな質問を繰り返すカズマが可笑しくて…… このあとどんな夢が出るのだろう?と妄想がふくらんで笑いました。

「このすば」2期の方も、おそらく見ることになると思います。


「少女たちは荒野を目指す」(第11話まで視聴)

一番面白いと感じるのは、自分にも “置きかえ” が可能なところ。
自分の場合ブログを書いているので、ブログにも通じるような話が出てきた時に、あるあるとかわかるわかるなどと言った共感を覚えます。働いている方にとっては仕事にも置きかえが可能ではないでしょうか。

たとえば、他人の忌憚(きたん)なき評価が実は参考になる、自分をさらけ出せないものにシナリオを書く資格は無い、最高の仕事というのは時間中で達成可能な最善なもののことをいう ―

などなど。そのあたりに共感したりハッとなることが多い作品です。


「だがしかし」(第9話前半まで視聴)

第1話の印象があまり良くなかったです。しかし第3話ぐらいから登場人物や作品のノリに馴れてきて徐々に面白く感じるようになってきました。

サヤ師(遠藤 サヤ)が可愛いってのが一番の印象点かなぁ。
特に彼女がクローズアップされた第6話のお医者さんごっことか第7話夏祭りの浴衣姿とか。おくてで一途な女性は可愛いものですね。

また、水色で描かれたほたる(枝垂ほたる)の瞳が特徴的。
彼女の瞳孔がアップになるたび、アニメ「Charlotte(シャーロット)」に出てきた兄(乙坂 隼翼)がタイムリープを発動する場面を連想し、「いっけぇぇぇっ!」と内心で叫びたくなっちゃいます。

↓ こんなイメージ
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「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」(第23話まで視聴)

自分のハマり具合はV字のような曲線イメージです。
最初の3話がとても面白く、その後はそれ程でもなく、第何話だったかビスケットの死でふさぎこんだオルガを強引に三日月が立ち直らせる場面からはまた急に面白く、そんな曲線イメージ。

ガンダムシリーズにはひとつ残念な点がありまして。それがキャラクターデザイン。
AGEでも鉄血でも、自分にとってキャラデザがハマりへのちょっとした足かせになってることに最近気づきました。

アニメ「SHIROBAKO」では、第3飛行少女隊のキャラデザに何度も原作者からのダメ出しが入って苦悩する井口の姿が描かれましたけど、キャラデザは疎かに出来ず意外に重要だってことを最近とみに感じるようになりました。萌え要素をあまり入れないってのがおそらくガンダムのお約束なんでしょうけど、それだけが理由じゃないような気もします。


「Dimension W」(第10話まで視聴)

ここ最近の数話は作画がツラそうだなぁと。最初の頃は背景にみどころが多かったんですけど、最近はなるべく負担を軽減するよう作っていると感じます。

一番の魅力と思うのはミラ(百合崎ミラ)の可愛さ。第10話でキョーマに頭を撫でられ、

「(今の感じは何だろう?) あのキョーマさん、今のもう一度お願いします」
とおねだりをせがむミラに電流が走りました。

またミラだけでなく、テクノロジーを頑なに拒むマブチ・キョーマを含めてアルベルトやルーザーなど、人物に魅力を感じる作品ってイメージが強いです。


「ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜」(第10話まで視聴)

ハルチカにはたまにもどかしさを感じちゃいます。おそらく原作は、アニメよりもっと面白いんだろうなぁと感じるようなもどかしさ。約20分という短い尺の中にこれだけの情報を落とし込む構成に舌を巻きながら、同時に余韻のような尺があと5分でいいからとれたら、もっと味わい深いものに仕上がるんだろうなぁと感じます。

一番印象的なのはチカ(穂村千夏)に対する好感度の高さ。
こんな子クラスメイトにいたなーと現実味と親近感を覚えるキャラの肉付けが素晴らしいと思います。彼女のまわりにいつも人が集まってくることには説得力がありますね。第1話の初登場でチカがクシャミして以来、彼女に対する好感度の高さが終始一貫している作品です。


「ヘヴィーオブジェクト」(第22話まで視聴)

ひとつのエピソード(2話ないし3話分)の録画がたまるたびにまとめて見てます。

視聴開始当初は蛇足のように感じたクウェンサーとヘイヴィアのやり取りが、今ではこっちがメインの面白さと感じるように変わりました。バディもののノリの可笑しさというか。「戦場お掃除サービス」のワイディーネ(cv:新井里美)による2人に対する扱いの激しい乖離っぷりなどは、バディものの可笑しさを際立たせていて大笑いしました。オホホのネーミングセンスと合わせ、ギャグ要素が好きな作品です。

科学的なネタで印象的なのは「ビクトリア島緊急追撃戦」(第20話~第22話)
ネタバレにはなっちゃいますが、多数登場したオブジェクトがまさかダミーだったとは…… オブジェクトが実ははりぼてだった事に見事に騙され、それが印象深いです。


「無際限のファントムワールド」(第10話まで視聴)

がとっても丁寧ってのが一番の印象です。
たとえば原画一枚一枚に対して求めるハードルが、最初から相当高い水準に設定されているんだろうなぁと。

個別エピソードで印象的なのは第4話の「模造家族」や第6話の「久瑠美とぬいぐるみ王国」のあたり。童話チックなエピソードが来ると丁寧な作画の魅力がより一層増してくるように感じます。全体的にキャラクターごとの個別エピソードが多いですけど、欲を言えば複数の話数で構成される連続ストーリーも見てみたいところです。



おまけプチ感想(2作品)

他にふたつほど取り上げてみます。

「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」(全4話中、第2話だけ視聴)

新海誠監督による5分弱のショートアニメを原作に、「ULTRA SUPER ANIME TIME」枠にて全4話予定(各話約8分)で放送されているアニメです。

第2話しか見てないんですけど。
黒猫のダルが想像する主人公の心理と、そのとき主人公(cv:花澤香菜)の抱いている心理が全然違っていることに可笑しさや可愛さ、ひいては人と動物で通じ合わない意思の齟齬などに切なさを感じました。なかなか味わいのある作品ですね。


「SHIROBAKO」(第20話まで再視聴)

今年(2016年)のはじめからBSフジにて再放送されている「SHIROBAKO」。放送が第20話まで終了しました。SHIROBAKOは録画が残ってないのでとてもありがたいです。

いざ再視聴してみるとSHIROBAKOの面白さはちょっと異常なレベルですね。作中劇としてアニメの中で多数のアニメを作り、馬の集団疾走、車や戦闘機のCG、雲や廃墟の美術背景、梅干しの酸っぱい顔の表情演技や歯磨き場面で必要だった予備動作の話などなど、内容が考え得るありとあらゆる多岐にわたっていることに驚愕しちゃいます。

水島努監督はかつてインタビューの中で、「わかりやすいところにカメラを置くという原則」は変わっていないと答えていました(「オトナアニメ年鑑2012」より)。
これだけ多数の人物を登場させつつ、ストーリー理解にまったく苦労を覚えない分かりやすさも同作の特色なんでしょうね。アニメの勉強にもなるし、すごい作品だなーとあらためて痛感しているところです。



最後に

ということで多くのアニメが最終回を間近に控えるなか、視聴が継続中の作品についてちょっとずつ取り上げてみました。

本当は最終回を終えてからまとめて取り上げるのが一番いいんでしょうけどね…… ただ放送がここまで進んでくると作品に対する印象が今から180度大きく変わることはないかなと。

昨日はブログ更新をする気がまったく湧かず、溜まったアニメを一気に見てました。そしたら急に書きたくなってきまして。最終回を終えてまとめて書く記事の代わりようなものだと思っていただければさいわいです。


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