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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

ブブキ・ブランキ 第6話 感想 - ブブキ戦がいい意味で予想外の結末に。シリーズ構成的な意味合いは?

ブブキ・ブランキ

「ブブキ・ブランキ」第6話、「灰色の宝石」の感想です。

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まさかブブキ戦が6話で終わるとは……
予想外の勝敗結果でしたが、終わってみればこっちの方がいい展開だと感じました。


ブブキ戦をシリーズ構成的にみると

ブブキ戦は勝敗はてっきり2勝2敗のタイにもちこまれ、その次に大将戦として「東 vs. 礼央子レオコ」が描かれるものだとばかり思っていました。。ブブキ戦は第4話の「右手ちゃん」黄金(こがね) vs. 「拳銃」的場井(まとばい)で幕をあけたので、全部で5人分、4・5・6・7・8話あたりが使われるのかと。

しかし第6話のブブキ戦は予想外の2戦同時進行。
柊が絶美ゼツビに勝利した結果、王舞サイドの子供達が3連勝で決着、という形になりました。静流シズル vs. 石蕗ツワブキ戦は、ドロー(引き分け)というかシロクロ結着無し、ぐらいの扱いかな?

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ブブキ・ブランキにおけるシリーズ構成的な意味合いでブブキ戦を考えてみると。
4・5・6の3話を使って主要キャラ10人(王舞サイド5人+炎帝サイド5人)のうち8人について過去回想を用いながら各キャラの掘り下げを行った、という形でしょう。ネットでは回想シーン多すぎという意見もありますが、私はブブキ・ブランキの回想シーンは好きです。なぜなら、ブブキ・ブランキは “親子関係” が重要なファクターだと感じるから。回想シーンはそのファクターをうまく説明してくれてますよね。

回想シーンにより、木乃亜キノアの親は不明ながら黄金・柊・静流あたりは親との関係性がだいぶ垣間見えて来ました。また彼らを叔父や叔母のような視点として、的場井まとばいは不明ながら、新走あらばしり・絶美・石蕗ツワブキあたりがどう見てるかっていうのも、ある程度見えてきたと思います。


そして最後に残った親子関係の本丸として、

東と汀(みぎわ)

やはりこれになるのでしょうね。そこに礼央子がプラス。
まずは8人についてブブキ戦を使って紹介し、終盤に本丸として温存した東・汀・礼央子になりそうな予感がします。そういう意味で、今回で決着したブブキ戦の星取り結果はいい意味で予想外だったと感じました。


それにしても…… 
柊の父(野々由樹、cv:浜田賢二)が語った汀に関するセリフは気になりました。

「俺も玄馬(げんま:黄金の父)も使い捨て。
結局アイツ(汀)にとっちゃ、俺たちなんて手足どころか、ただの下駄にすぎなかった。
一希汀…… 
俺の人生をめちゃめちゃにした魔女 ― 」


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キレイで優しい母ってイメージしかない汀。
ひょっとすると彼女は、一筋縄じゃいかない別の顔を持つ人物なのか?



ブブキブランキの親子関係的な話

自分にとってブブキブランキの好みのひとつは、親子関係的な話になります。
まず物語全体の導入部、第1話Aパートの一希かずき家エピソードでそれを感じました。

「大好きよ東、大好きよ薫子」
「お母さん! お母さーん !!」

と親子が離れ離れになったエピソードです。

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そして今回の柊。彼は絶美に、
「しょせん負け犬の子は負け犬」
と父子ともども侮辱されるセリフを吐かれていました。

これなどは「ジョジョの奇妙な冒険」のジョースター親子を彷彿させるセリフでした。第1話で感じた、ブブキブランキが親子関係ストーリーものになりそうな好みの予感。それが続いている! そんな事を感じとれたのが嬉しかった点です。


王舞サイドの子供達と炎帝サイドの大人達の組み合わせは、疑似親子的な組み合わせじゃないかと思います。
親子つながりの途絶えた王舞サイドに、炎帝サイドは王舞サイドの叔父・叔母ポジションのような組み合わせ。そして互いに、どこか人として欠けたような部分を持つ人物群でもあったりして。

最終的には、これら互いにどこか欠けたような部分を持つ人物群がガチッとタッグを組み、両サイドが合わさってひとつの形になるのかもしれないですね。簡単に言えば共闘。人物がみんなどこか欠けたように見えるのは、いずれ互いに組み合わさるからなのかもしれない。


それと第5話感想のとき.。
新走から見た木乃亜は叔父から見た姪っ子みたいだ、と書いたんですけど第6話では静流と石蕗が本当の叔父・姪関係だったので、ちょっと驚いてしまいました。


「首なしブランキ」と第3の使徒「サキエル」

「首なしブランキ」カッコイイですね~ 
登場シーンに興奮しました。
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あっ、これって新世紀エヴァンゲリオンTVシリーズで最初に出てきた使徒っぽい! え~と名前なんだっけ? さっそくググってみたら、名前は第3の使徒「サキエル」(SHAMSHEL)でした。

サキエルの画像をググって首なしブランキと比較してみたんですが、シルエットそのものは酷似してるって程でもないですね。

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(上:「首なしブランキ」、下:「サキエル」)

ただ両者は、アオり視点で山の稜線からで登場する、首がない、心臓部分が赤い、それらは似てると思いました。王舞が初めて登場したときには、映画の「パシフィック・リム」を連想して興奮しましたし、自分がかつて夢中になったものに造形が似てるってのは、気持ちをぐっと昂ぶらせるものだなぁと…… 
そんなことを感じました。


感想ツイート

第5話のときは他のブロガーさんをリンクしたので今回はツイッター感想の方から4つほど。


子供チームより大人チームを応援したくなってきたって分かります。なんか憎めない大人達ですね。それと絶美のモチーフは不思議の国のアリスなのかな。詳しくは分かりませんが、ブブキブランキには数多くのモチーフがあるのでしょう。


監督のツイートもひとつ ↓

小松田監督、そんな昔から「イワオトシ」の名を知ってたんですね。


最後に

ああそうそう礼央子レオコさま。
彼女は幼い様子から急にキリッと切り替わる二重人格者のようでした。
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「励めよ」

これは別人格が合致した人物だと仮定するとスンナリ腑に落ちる気がします。EDでの礼央子も、炎に取り込まれるような描写の前後でガラッと変わってますので、「乗っ取り」(乗っ取られ)のような人物の可能性が高まってきたかなと思いました。


おーほっほっほ!
絶美役のひよっち(日笠陽子)演技が円熟の境地って感じ。
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秋山澪(けいおん!)は遠くになりにけり ―
そんな一抹の淋しさも覚えたような覚えなかったような…… 


第5話の感想は最速放送から10日遅れでのアップ、今回は1週間遅れになりました。

第7話こそ、なるべく早く感想を書きたいですね。




「ブブキ・ブランキ」
(スタッフ)
原作: Quadrangle
監督: 小松田大全
シリーズ構成・脚本: イシイジロウ, 北島行徳
キャラクターデザイン: コザキユースケ
CGスーパーバイザー: 鈴木大介
美術監督・設定: 金子雄司
音響監督: 明田川仁
音楽: 横山克
音楽制作: KADOKAWA
制作: サンジゲン

(キャスト)
一希 東(かずき あずま):小林裕介
朝吹 黄金(あさぶき こがね):小澤亜李
野々 柊(のの ひいらぎ):斉藤壮馬
扇 木乃亜(おうぎ きのあ):石上静香
種臣 静流(たねおみ しずる):小松未可子

万流 礼央子(ばんりゅう れおこ):潘めぐみ
的場井 周作(まとばい しゅうさく):津田健次郎
新走 宗也(あらばしり そうや):木村昴
石蕗 秋人(つわぶき あきひと):興津和幸
間 絶美(はざま ぜつび):日笠陽子

野々由樹:浜田賢二
種臣桃香:井上喜久子

(主題歌)
オープニングテーマ「Beat your Heart」
歌:鈴木このみ
エンディングテーマ「ANGER/ANGER」
歌:MYTH & ROID