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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

すべてがFになる 第7話の感想と考察 – 四季の妹・未来が持っていた日記と1話の日記が同じってどういうコト ?!

アニメ感想・アニメ関連の話

アニメ 「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 第7話 「灰色の境界」の感想です。

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どうもみなさんこんばんはー
今回の記事は7話の情報整理や感想というよりも、強烈だった2点にふれて、さらにそこから推測した考察部分がメインになります。2点とは「日記」「紫」

原作未読&ドラマ未視聴のため、基本的にネタバレ無しになります。


主要人物のアイコンキャラ表

キャラ名  アイコン  キャスト 
犀川創平  f:id:hisoka02:20151103182939j:plain   加瀬康之 
西之園萌絵  f:id:hisoka02:20151103182946j:plain   種崎敦美 
真賀田四季  f:id:hisoka02:20151103182956j:plain   木戸衣吹 
新藤清二  f:id:hisoka02:20151104005905j:plain   吹野俊介 
新藤裕見子  f:id:hisoka02:20151104005914j:plain  小林さやか 
山根幸宏  f:id:hisoka02:20151103183005j:plain   鈴木達央 
弓永富彦  f:id:hisoka02:20151104005927j:plain   佐々木敏 
水谷主税  f:id:hisoka02:20151103183013j:plain   伊藤健太郎 
島田文子  f:id:hisoka02:20151103183020j:plain   日笠陽子 
望月俊樹  f:id:hisoka02:20151103183030j:plain   下崎紘史 
長谷部聡  f:id:hisoka02:20151103183039j:plain   伊丸岡篤 
真賀田未来  f:id:hisoka02:20151104005939j:plain   甲斐田裕子 

(画像は公式H.P TVアニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 より)


四季妹・未来(みき)の日記と1話の日記が同じってどういうコト ?!

第7話の第1印象は地味なものでした
なんか第6話第7話と、あまり話が進まないなーσ( ̄、 ̄=)

しかしおととい見た一回目では気づきませんでしたが、さきほど見た2度目の視聴で、目ん玉が飛び出るようなカットがありました。
あぁっ?! なにコレ!?

それが真賀田四季の妹、真賀田未来の左わきに置かれた日記の映されたカット↓です。

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表紙の上部には「Diary Journal」と印字され、表紙の下には「Every day is A New day」の文字が。
あっ!これってもしや……
第1話のオープニングに出てきた日記と同じでは ?!

第7話の視聴をいったんポーズし、さっそく第1話を再視聴しました。結果はやはり…… しかもアニメ 「すべてがFになる」シリーズ全体のオープニングカット自体が日記のドアップでした。
では自分が書いた記事から「すべてがFになる」第1話の該当部分の文章と画像を引用してみます。






(見出し4) - Aに関して気になったこと

第1話は最初と最後がAによるナレーションや回想でした。
Aの最初のおもなセリフを書き出してみます。最初のシーンって後々重要になることもありますので。

- 2015年夏、この日記に捧ぐ。
彼女が何を考え、どのような運命をたどったか、その事を伝えるために。
彼女はいつも考えていた。
自分は何者で、どこから来て、どこへゆくのか。
みんな生きていることを楽しいと思いこんでいる。でも実際は、それがどれだけ私たちの重荷になっているか。
生きなければならないという思い込みが、いかに人間の自由をうばっているか -


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この最初のシーンで気になったことを箇条書きにしてみます。

  • Aは誰なのか
  • Aの言う、日記を捧ぐ「君」とは誰なのか
  • 女性の手元にあるのはAと同じ日記っぽい
  • 会議中、犀川は女性のイラストを描いている

アニメの今後でこれらがすべて判明するかは不明ですが。
ひとまず気になったので書いておきます。




第7話を見た段階で、自分の気になったことに対して自問自答してみます。

まずAは新藤所長。
次にAの言う日記を捧ぐ「君」とは「真賀田未来」のこと。

この予想をふまえて第1話オープニングナレーションの導入部分を書き換えるとこうなります。

- 2015年夏、この日記(Diary Journal)を真賀田未来に捧ぐ。
四季が何を考え、どのような運命をたどったか、その事を伝えるために


もちろん日記が同じものではなく、単なる偶然の一致という可能性はあります。
さらに自分の書いた指示代名詞(君、彼女)が間違っている可能性もあります。がしかし指示代名詞には、上記のような単語が入るのが最も自然じゃないかと思います。

で思ったのは……

それってどういう事?!
7話で四季の妹・未来が所持していた日記と、1話で新藤がつけていた日記が同じってどういうコトなのか ?!

頭がすごくグルグルしました(苦笑)
結局考えても謎は多いまま残りましたが、それでも次の見出しで分かる範囲で検証してみます。


日記の流れや執筆動機への推測

日記が同一のものだと仮定すれば。
日記所有者の流れは以下のようになると推測します。

  1. 最初の所有者は真賀田四季(だだしおそらく彼女は何も書いていない)
  2. 次に新藤所長。1ページ目最初の文章は「2015年夏」
  3. 現在は真賀田未来が所持


「すべてがFになる」ではこれまで、新藤所長(cv:吹野俊介)の声で多くのナレーションが挿入されてきましたけど、そのナレーション部分が「日記に記載された内容」に該当するんじゃないかと思います。


では未来はどこで日記を入手したのか? 
これはヘリの中でしょう。未来が新藤を殺害して略奪した可能性もありますが、実際には新藤から未来へと日記が手渡されたのではないかと。


新藤が日記を書き始めた時期ですが。
未来が研究所屋上にヘリで到着したのは2015年8月5日深夜の1時台ぐらい。新藤は日記の序文に「2015年夏」と書いています。つまり短い期間に、未来に会う予定があるのでそれまでに、たとえば2015年の7月頃に日記を書き始めた、というのが妥当な線ではないでしょうか。


では新藤が日記を書いた目的とは何か? 
これは第1話のセリフだと思います。

- 2015年夏、この日記(Diary Journal)を君(真賀田未来)に捧ぐ。
彼女(四季)が何を考え、どのような運命をたどったか、その事を伝えるために。

つまり新藤は、
自分と四季に起こった出来事を未来に伝えるため、日記を書いた


ではなぜ新藤は未来に伝えようとしたのか?
ううむ…… 

ここで考えが止まっちゃいます。謎だ…… 
たとえば、誰かに伝えないと誰も「彼女(四季)が何を考え、どのような運命をたどったか」知らずに終わっちゃうからでしょうか?

ただ、新藤による日記執筆の動機が未来に伝えるものだとすると、ひとつ考えられることがありますね。
新藤所長は自殺じゃないだろうか? 
ということです。つまり日記は、


自分の死期(自殺のタイミング)を知っている新藤所長が未来に伝えるために書いた


のではないかと。
ほんと単なる直感の話でアレですけど個人的には、
四季も新藤所長も自殺 -
そんなふうに思っています。


紫&「すべてがFになる」の奇妙な符号

日記だけで長くなりましたが、実は第7話にはもうひとつ、とても驚いたことがありました。
それが「紫」
今回未来が着ていた服も、西之園両親が事故死したときに萌絵が着ていた服も、ほとんど同じ色の服に見えました。

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未来も萌絵も、小豆(あずき)色のような似た色の紫の服を着ています。
↓ 小豆色の和服です。

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(画像は 小豆色の着物襟の上着 « よしこの和よう服
 より)


この符号は何でしょうね?
肉親死亡時、萌絵も未来も似た色の服を着ているという符号は…… ひとまずこの謎は保留で次に行きます。


一致する符号と言えば他にも。
「自分は何者で、どこから来て、どこへゆくのか」
のフレーズ。
上記の通りこれは第1話オープニングのナレーションですが、同時に犀川の口ぐせでもあるようです。第1話で犀川が「人生にはいつも三つの疑問がつきまとう」と切り出した後、萌絵がその続きを口にしていましたので。


さらに。
符号は萌絵と四季にもあると思います。
共通する符号はともに両親を亡くしたことで、逆に対極なのは両親死亡後の2人のファッション。

両親死亡後に髪型もファッションも不変な四季に対し、萌絵は真逆で髪をロングからショートに変え、服もフリフリのワンピースから奇抜なパンツルックのカジュアルファッションへと180度変貌しています。両親死亡後のファッションが対照的かつ対極を見せるという意味で、逆に二人は符号している気がします。ある意味、2人のファッションがひとつの対になっているんじゃないでしょうか。

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(画像は幼少時の萌絵。第1話より)

萌絵はいつも長髪&スカートなのに、両親死後ガラリとルックスが変わっています。


まあなんというか……
「すべてがFになる」には奇妙な共通点が多いですね。

四季と萌絵は両親がともに死亡、肉親死亡時の萌絵と未来の紫、新藤と犀川の「自分は何者で、どこから来て、どこへゆくのか」の口ぐせ、両親死亡後に見せた対極で対のようなファッションなどなど、奇妙な共通点が多い。

しかしその奇妙な共通点が多いのはわかるのですが、それらがすべて点と点で、お互いの点同士がとても遠く感じます。線でつながらず、非常にもどかしい…… ここから先に進むためには、ちょっと話を飛躍させる必要性があるのではと感じました。点と点を線で結ぶためには何が考えられるだろうか。何か点と点を結ぶ大胆な補助線のような仮説はないものだろうか…… 


点と点を結ぶ仮説を立ててみる

パッと真っ先に浮かんだものがありました。
それは「血縁関係」
えっと、単なる思いつきで恐縮ですけど、例えば「すべてがFになる」にこんな血縁関係があったらどうでしょう?

四季、未来、萌絵が実は姉妹

どうにも四季は、子供時代の萌絵を知っていたような気がしますので。その場合萌絵は、西之園家へと養子に出されたってことになりますね。


ほんと単なる思いつきですが……
しかしもしも四季、未来、萌絵が姉妹であるならば、紫の符号(姉妹で共通の死に対するイメージカラー)や、四季の萌絵に対する執拗な関心度の理由づけにはなると思います。四季の関心とは、

養子に出された妹の萌絵はその後どうなった?
自分と同じように年上男性に惹かれるのか?

例えばですがそんな関心。
そういった四季が萌絵に見せる執拗な関心に対し、血縁関係は一つの仮説になりうると思いました。


また萌絵も四季が気になっていますが。
萌絵って「記憶喪失」じゃないでしょうかね。
もちろん全部ではなく、養子先の両親が事故死したショックによって、その前後の記憶が一部欠落した記憶喪失みたいな状態。萌絵は色々と覚えていないことが多いですので。そしてその欠落した記憶が、四季によって覚醒されてきた、という状態なのではないでしょうか。


最後に - 第7話最大の目的

犀川は今回、捜査の第1段階として様々な人物に話を聞いて回りました。警備員の望月から始まり、研究所の島田、水谷、山根、そして未来へと。

しかし個人的に、
第7話最大の目的は「日記を映すこと」
だったように思います。

そして日記が目立ち過ぎぬよう、犀川と複数人物の会話、長い英会話、四季作の不思議な空間でのスク水島田&トラ柄ビキニ萌絵などが描かれたのかもしれないですね。ちょっとだけ、「木を隠すなら森に隠せ」ってパターンに近いかも。あ…… だから英会話だったのか? 「日記」という日本語を使いたくなくて「Journal」(ジャーナル)と英語にしたとか。


ということですべFの第7話。
情報整理はあまり書けませんでしたが、バラバラに見えた点と点が日記によって1つ結ばれたかも、と感じた回でした。


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センセーが大変なことにw


他のブロガーさんの紹介

「すべてがFになる」感想を書かれた他のブロガーさんです。記事の参考にさせて頂きました。私は絞っちゃったので他のかたの方が参考になるかと。

カリンちゃこさんの「アニメについて考えるブログ」

comomoさんの「びーきゅうらいふ!」

アリカワシュウヘイさんの「アリカワブログ」



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「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 全11話

原作:森博嗣
監督:神戸守
シリーズ構成:大野敏哉
制作:A-1 Pictures

(キャスト)
犀川創平(さいかわ そうへい):加瀬康之
西之園萌絵(にしの そのもえ):種崎敦美
真賀田四季(まがた しき):木戸衣吹

新藤清二(しんどう せいじ):吹野俊介
新藤裕見子(しんどう ゆみこ):小林さやか
弓永富彦(ゆみなが とみひこ):佐々木敏

山根幸宏(やまね ゆきひろ):鈴木達央
水谷主税(みずたに ちから):伊藤健太郎
島田文子(しまだ あやこ):日笠陽子
望月俊樹(もちづき としき):下崎紘史
長谷部聡(はせべ さとし):伊丸岡篤

真賀田未来(まがた みき):甲斐田裕子
役名なし:吹野俊介
デボラ:戸田めぐみ

オープニングテーマ
「talking」
歌:KANA-BOON

エンディングテーマ
「ナナヒツジ」
歌:シナリオアート



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