読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

すべてがFになる 第6話 感想 - すべてが15になる

アニメ感想・アニメ関連の話

アニメ 「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 第6話 「真紅の決意」の感想です。

f:id:hisoka02:20151113131028j:plain

青空で頭をリセット、酒でグチってリフレッシュ、解決に向けてリスタート。
そんな印象の残ったすべてがFになるの第6話でした。
「すべてがFになる」の意味にそろそろ迫っていきそうな気配です。

原作未読&ドラマ未視聴のため、基本的にネタバレ無しになります。

主要人物のアイコンキャラ表

キャラ名  アイコン  キャスト 
犀川創平  f:id:hisoka02:20151103182939j:plain   加瀬康之 
西之園萌絵  f:id:hisoka02:20151103182946j:plain   種崎敦美 
真賀田四季  f:id:hisoka02:20151103182956j:plain   木戸衣吹 
新藤清二  f:id:hisoka02:20151104005905j:plain   吹野俊介 
新藤裕見子  f:id:hisoka02:20151104005914j:plain  小林さやか 
山根幸宏  f:id:hisoka02:20151103183005j:plain   鈴木達央 
望月俊樹  f:id:hisoka02:20151103183030j:plain   下崎紘史 
長谷部聡  f:id:hisoka02:20151103183039j:plain   伊丸岡篤 
真賀田未来  f:id:hisoka02:20151104005939j:plain   甲斐田裕子 

(画像は公式H.P TVアニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 より)


今回のあらすじ

あらすじを公式H.Pから引用します。

ふたつの事件の解決を見送り、キャンプに戻った犀川と萌絵だったが、頭の隅では推理をやめることはなかった。二人は研究所に戻り、事件の真相を明らかにすることを決意する。さっそく四季の部屋の再捜査をすると、そこには奇妙な符号が存在することを発見する。

犀川と萌絵による事件の振り返りがありました。
これは視聴者に対する復習を兼ねていたのかな? ありがたいです。


花火シーンで反撃の萌絵ちゃんに溜飲下がった

星空に灯台、浜辺で線香花火。
花火を手にした犀川を見て、彼が島に残る決意をしたと喝破する萌絵でした。萌絵のセリフは以下の通り。

「だって花火……
危ないこと(花火)を喜んでするみんなの気持ちが、今の先生にはお分かりなんでしょ? たとえ危険でも研究所に戻って、謎を解きたいんです先生は」

(言いかける犀川を手で制し)
「私も同じ気持ちです」

f:id:hisoka02:20151115214224j:plainf:id:hisoka02:20151115214254j:plain

犀川にしゃべらせず先生に前回の反撃をする萌絵ちゃんw
犀川先生には悪いですが何だかちょっとスッキリしちゃいました。前回は犀川をひっぱたきそうになった萌絵に同情しましたが、今回はそれに対しリベンジするようなシーンで。



終盤は事件について進展がありました。現在の研究所と15年前の事件について。ではひとつずつあげてみます。

現在の研究所 - すべてが15になる

現在の研究所に関しては3点ほど。

1.四季の部屋に入った荷物

犀川は、真賀田四季の部屋に搬入した荷物のプリントアウトを依頼。
対象はここ1年分の荷物でした。
いったいどんなものが四季の部屋には出入りしていたのか? 私も早く知りたいです。推理の手掛かりになりそうですね。

2.四季登場時のエレベーター表示

「あの時」の映像を再視聴。
分かったのはP1に乗った四季遺体が前進している時、
エレベーターの表示が「B2」→「R(屋上)」へと変化したことでした。

普通に考えれば屋上でエレベーターを呼んだ人物がいるハズ。
でも第4話に出てきた映像 ↓ を見ると、その時間帯にエレベーターハウスに出入りした(エレベーターに乗り降りした)人物はいなさそうです。

f:id:hisoka02:20151113131429j:plain


画像の上の赤ラインは、ヘリの所長を出迎えにいった帰りの記録で、下は殺害された所長を確認しに行ったときのものです。

「あの時」はもっと前にハズなのに、該当時間にはエレベーターハウスへの入退室記録は残っていません。ここでは3つの可能性が考えられるのではないかと思いました。


  1. エレベーターは屋上で誰かに呼ばれただけで誰も乗らなかった
  2. デボラ暴走でエレベーターハウス入退室記録が残らなかった
  3. エレベーターの移動が元からプログラミングされていた。目的は不明


エレベーターを移動させた人物と目的はよく分からないので、とりあえず保留にしておきますが、こういう事実があったということは記憶しておきたいと思います。


3.すべてが15になる

あらためて入った四季の部屋。
犀川がもっとも気になったのは、どの本もシリーズが15巻までしかないことでした。

f:id:hisoka02:20151115214354j:plain

「世界の昆虫探検記」や「世界児童文学全集」など、本はみな15巻までしかない。そして四季の両親殺害からは15年。

すべてが15に絡んでくる。15とは英語でフィフテーン。
次回あたりはやはり、すべてがFになるの意味として16進法の話になりそうですね。16進法におけるFは、10進法でいう15番目を表わす文字になります。

すべてがFになるのFは15でいいとして。
次に気になるのは、
「なぜ15なのか?」
ってこと。
15って何かの概念だったり何かの具体的意味を持つキーナンバーだったかなぁ。スイマセン、何も浮かばないです。


15年前の事件

人形ミチルの視線を感じる中、ついに真賀田両親の殺害場面が描かれました。この場面の流れを書いてみます。


まずは四季の両親が息をのむ描写から場面がスタート。
→ 四季がサバイバルナイフを新藤所長に渡す
→ ためらう新藤に四季が「私がやります」と母をブスリ
→ 流血が床に落ちたミチルにまで広がる
→ 新藤が四季を背後からサポートして父をブスリ
→ 喀血した父が「絶対に許さんぞ
→ どこからか目撃していた新藤妻と、四季&新藤の目が合う

そして最後に四季のセリフ
「んふ……
こんばんは、おばさま。
でも、少し遅すぎたみたい。んふっ」


両親殺害の回想シーンはこういう感じでした。

返り血を浴びた純白衣装の四季ちゃんが血まみれでもどこか魅力的。というかむしろ…… 
真紅の返り血がより彼女を蠱惑的(こわくてき)にしているのか?

f:id:hisoka02:20151113132137j:plain


この場面は、あいだが抜けてますね。
前回と今回の間には、四季の両親が四季と新藤の関係性を知る会話が入るのでしょう。


両親殺害は四季の単独犯ではありませんでした。
少なくとも父親殺害に関して新藤は四季の共犯なのは間違いないところですが、新藤だけでなく新藤の妻・裕見子は、新藤が真賀田両親殺害の実行犯であることを知りながらそれを秘匿し、新藤は真賀田研究所の所長として15年過してきた、というそういう流れを辿ってきたようです。

所長が普通の様子に見えたので、てっきり四季の両親殺害は、四季による単独犯行なのだろうとずっと思っていました。



感想を5点 - 犀川のタバコの意味

6話を見て思った事を5点、箇条書きっぽくあげてみます。

1.ちょっとヒヤヒヤ

このまま犀川と萌絵は、妃真加島(ひまかじま)を一旦去ってしまうのかとヒヤヒヤしました。一旦ゼミのメンバーと大学へ帰り、また出直す形になるのかと。離島されると間延びしちゃいますよね。犀川と萌絵が事件捜査の継続を決め、真賀田研究所へ戻ることになったときは安堵しました。

2.アルコール&リフレッシュ

すべF脚本家によると第6話のキーワードは「アルコール」
正確には「ノン・アルコールビール」でしたが、酒の力も借りた形で萌絵はゼミ仲間に心情を露呈しました。言いかえればグチった形。

f:id:hisoka02:20151115214428j:plain


これにより萌絵は、頭だけでなく気持ちもリフレッシュされたんだろうと。
あのまま研究所で犀川と二人だけでは、決して萌絵は気持ちがリフレッシュできなかったでしょうからね。太陽の下で犀川以外の第3者にアルコールを借りてのグチ。今回はそんなふうに萌絵のリフレッシュも描かれていた話だと思いました。

3.予算

山根の依頼は研究所の予算のため。ここから理研を連想しました。
理化学研究所、小保方春子さんにおけるSTAP細胞偽造疑惑が記憶に新しいところですが、研究所にとっての予算はまさに死活問題でしょう。予算がつくかつかないかは飯のタネが継続するか否かの話。たしかに山根の提案はいい話じゃないですけど、理研の話があったため彼の気持ちが分かる気がしました。

4.それに私の……

萌絵にとって四季は避けて通れない人物。回が進むほどにその思いが強まってきました。
萌絵にとって四季は恋のライバル。
実際に犀川が四季に恋心を抱いてるかは疑問です。おそらく犀川にとっての四季は、「恋愛感情」でなく強い関心を惹かれる「興味の対象」なのでしょう。しかし「萌絵視点」ではそうは見えていない。

犀川との関係を深めるために、四季について知れることはすべて知り、
犀川の四季に対する並々ならぬ関心にひと区切りを。
じゃないと自分と犀川の関係は発展しない。

どこかで萌絵はそんなふうに感じていると思います。
萌絵は一途というか…… 犀川に対する想いが熱いですね。回が進めば進むほど、萌絵が可愛らしくなってきました。


もちろん萌絵は、四季がなぜ自分に会ったのか、なぜ両親の事故を聞いたのか、それらを知りたい。そこに事件解決につながるカギがある気配ですので。しかし、萌絵が一番知りたいのは彼女が犀川に言いかけたコトな気がします。

「それに私の……」
「君の?」

いったい「……」には何が入るんだろう?
四季が萌絵に言ったセリフから「……」を埋めるならば、

「犀川先生をどうしてそんなに好きになったの?」

萌絵はこれが知りたいのかな?と思いました。


5.犀川のタバコの意味

先生はヘビースモーカーで。
どうして彼はこんなにもタバコを吸うのか? そこに意味を見いだすならば、アニメとして「アクションをつけるため」じゃないでしょうか。

アクションとしてのスモーキングシーン。

すべてがFになるは小説原作のため、どうしても会話の続く場面が多い。
活字ならばそれでいいですがアニメではそうもいかない。だから動きをつけるために犀川のタバコアクションを取り入れるのかなと思います。
例えば犀川がタバコを取り出す、火をつける、煙を吐き出す、灰を落とす、携帯灰皿を取り出す、もみ消す、携帯灰皿をポケットにしまう、などなど。それら一連の動きは、会話やモノローグが続く単調な場面に「アニメとしてアクションをつけることが目的のひとつ」じゃないかと思います。


類例として真っ先に浮かぶのは「物語シリーズ」でしょうか。
同じ小説原作で、物語シリーズの方ではヒロインが首を傾(かし)げたり瞳がアップになったり背景が遊んでいたり…… すべてがFになると物語シリーズ(今なら「終物語」)ではまるで違う「手段」をとっていますが、長い会話シーンに「アクションをつける」という意味で「目的」は同じだと思います。
いいかえれば単調になるのを回避するため。止め絵による口パクで長い会話をされると、見ててツラいですよね。
まあそれにしても先生は吸い過ぎですけど。


最後のまとめ

ああついに本格的な捜査がスタート!
そんな印象の残った第6話でした。

太陽の下で事件を振り返りながら頭をリセット、酒の力で第3者にグチって気持ちをリフレッシュ、そして事件捜査に向けて心身ともにリスタート。
第6話は全体的にそういう印象が残りました。後半戦開始って感じですね。


次回からは事件の解決に向けて。
まずは新たな情報を集め続けるという展開になるのでしょう。
事件解決に向け、犀川と萌絵のベクトルがピタリ合致したのが心地よい回でした。




「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 全11話

原作:森博嗣
監督:神戸守
シリーズ構成:大野敏哉
制作:A-1 Pictures

(キャスト)
犀川創平(さいかわ そうへい):加瀬康之
西之園萌絵(にしの そのもえ):種崎敦美
真賀田四季(まがた しき):木戸衣吹
新藤清二(しんどう せいじ):吹野俊介
新藤裕見子(しんどう ゆみこ):小林さやか
山根幸宏(やまね ゆきひろ):鈴木達央

オープニングテーマ
「talking」
歌:KANA-BOON

エンディングテーマ
「ナナヒツジ」
歌:シナリオアート


PR







アニメ「すべてがFになる」関連記事






「すべてがFになる」トップページに戻る