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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

すべてがFになる 第5話の感想 - 事後とナイフとパンTと。なるべく分かりやすく主な人物について整理してみた

アニメ感想・アニメ関連の話

アニメ 「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 第5話 「銀色の希望」の感想です。

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今回は趣向を変えて。
おもな登場人物について、なるべくわかりやすいよう整理してみます。同時に、個人的な人物に対する印象などにもふれながら。

第5話は事件の進展がなく会話劇が中心だったので、人物整理するにはうってつけの回じゃないか。原作未読でアニメを一回だけ見てる多くの方にとって、そろそろ人物把握が困難になってきた頃合いじゃないかと感じました。

原作未読&ドラマ未視聴のため、基本的にネタバレ無しになります。




「すべてがFになる」のおもな人物の整理と印象

主要人物について。
普段はアイコンキャラ表ですませているのですが、今回はもう少し具体的に書きながら整理してみます。それとこれまであまりキャラ印象をかいてこなかったので。
人物についての区分けは、大学、真賀田家、研究所、の順になっています。

大学関係

犀川創平(さいかわ そうへい):加瀬康之
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大学の建築学科の准教授。萌絵パパ最後の弟子。イメージとしては、
「真賀田四季のようになりたいけどなれない男」
そんなふうに思っています。

犀川は客観的で遠回しな物言いをするので、言ってることがよく分からないことも多いです。


西之園萌絵(にしの そのもえ):種崎敦美
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大学1年の19歳。
両親はすでに他界。死因は航空機事故によるものじゃないでしょうか。
萌絵は叔父が警察関係、叔母が真賀田四季との面会をセッティング、という「いいとこ」のお嬢さんです。

萌絵は犀川に並々ならぬ好意を寄せ、計算が早い才女だけど理屈より直感が先立つ女性ってイメージ。犀川が四季に思いを馳せるたび、毎回毎回対抗心を燃やす結構分かりやすい人。今回彼女は犀川に、

「大学をやめたいならやめればいい。私ならその環境を用意できる」

と伝えました。
え、これってプロポーズだよね?!
「先生、うちに婿(むこ)入りしませんか?」 みたいな。


四季、犀川、萌絵。
それぞれの立っているポジションに大きな隔たりのあるのが、「すべてがFになる」で人間関係の面白い点です


現実から超離れたポジションにいる四季。
犀川は四季にどこか憧れつつも、四季のようにはできない。彼は、四季と現実との「はざま」ぐらいのポジションでしょうか。
萌絵は最も現実的なポジション。
また彼女は、犀川が客観的一般論で語る内容を、すべて自分のことを言われていると置き換えてしまう、とても女性らしい思考の持ち主だと思います。


で。
萌絵はどうしてこれほど犀川に惹かれるようになったのでしょう? 四季じゃないけど、
「どうしてそんなに先生を好きになったの?」
と聞いてみたいほど。
今の段階では、なぜこれほど萌絵が犀川に惹かれるのか、私はまだピンときていない状態です。


真賀田家

真賀田四季(まがたしき)
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天才プログラマー。
そして13歳、14歳当時のロリ四季ちゃんは、

マジで「真ヒロイン」ポジション!(笑)

私が「すべてがFになる」にハマったのは、少女時代の真賀田四季の魅力による部分が大きかったです。強烈に関心を惹かれるキャラクターですね。


マンガを読んだことは無いんですけど、漫画家:浅野いにおさんによるキャラクター原案が素晴らしいと思います。萌えを極力排し、決して典型的美少女としては描かれていないキャラデザ。おかげで、四季がどこかに実在しそうな人物にも思えてきます。

TVで知ったのですが。
浅野いにおさんは典型的美少女を描かないのが自身の持つポリシーのひとつみたいですね。


四季に関して今回とても驚いたことがありました。
それは、前回四季のひとり語りに出てきた「きしお」と「すま」が実在の人物だった事。

栗本其志雄(きしお)は、四季の双子の兄(幼少時に死亡)
佐々木栖麻(すま)は、 四季のアメリカ在住時の家政婦、森川須磨が元ネタでした(須磨は事故で死亡)
さらに、真賀田道流(みちる)は彼女のお人形の名前。道流とはコレ ↓ か?

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不気味……


四季は人形のみちるに自信を重ねている気がします。また、ロボットのミチルは人形の道流からきてるんじゃないかな。



てっきり「きしお」や「すま」は、四季が生み出した架空の人格だと思ったのですが、実在の人物だという事実に驚きました。てことはもしかしたら……
四季の多重人格の中には、四季の父や母もいる?

また、どうして多重人格では名字や漢字が変わるんでしょうね。真賀田きしお → 栗本其志雄、森川須磨 → 佐々木栖麻、みたいに。謎が凄く多いです。


(父親)真賀田 佐知朗:山路和弘(15年前、四季により殺害される)
四季パパは四季に「絶対に許さんぞ」と。
じゃあ何を許さないのか? 
これは、四季と四季叔父(新藤所長)の関係を絶対に許さない、じゃないかと思いました。


(母親)美千代:園崎未恵(同じく15年前、四季により殺害される)
母 → 父の順で殺害されたようです。


(妹)真賀田未来(まがた みき):甲斐田裕子
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アメリカ在住。四季と似てますね。
姉妹の容貌の相似から、「死体入れ替えトリック」も可能じゃないか?と勘繰っちゃいました。


真賀田研究所

所長、新藤清二(しんどう せいじ):吹野俊介(死亡)
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前回四季とのベッドシーンで「長い斜面へと転がり落ちた人」 第4話終盤の彼のセリフは、「そして私は、長い斜面へと転がり落ちた」
これは名言!(笑)

彼は四季の叔父ですが、四季パパや四季ママとどう具体的に血縁なのかは分かりません。新藤所長はヘリの中でサバイバルナイフを頸部に突き立てられて死亡。結局彼は回想シーンではたくさん喋っているのに、現在の時間軸では一言もしゃべらずに終わりましたね。


新藤の妻、裕見子(ゆみこ):小林さやか
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この人のリアクション、おかしくなかったですか?
かりにも自分の旦那が殺された翌朝なのに…… 
彼女は何だか妙に平然としててクッキーなんか焼いちゃったりして。

まあもしかしたら裕見子は。
真賀田パパ&ママ殺害場面の目撃証言を語るのが最大の役どころなのかもしれない。あとは彼女は旦那(新藤所長)にまるで愛情を抱いていなかった、という表現だったのかもしれないですね。


副所長、山根幸宏(やまね ゆきひろ):鈴木達央
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よく笑顔を見せる穏やかな人ですが、作り笑いにも見える笑顔が多いゆえ、かえって胡散臭さを感じます。一応山根は、有力な容疑者の一人にカウントされるんじゃないかなぁ。


・研究所所員、水谷主税(みずたに ちから):伊藤健太郎
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・研究所所員、島田文子(しまだ あやこ):日笠陽子
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水谷と島田に関しては、特に書くことないです。


警備員、望月俊樹(もちづき としき):下崎紘史
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血気盛んなイメージ。自身の仕事(警備)にプライドがあるのかも。
屋上で新藤所長が殺害された時間帯、望月は萌絵たちとは別なルート(エレベーターハウスB)から屋上に出入りしています。そのあたりは前回記事↓で軽くふれました。


「見出し3. - 屋上と四季の部屋の状況について」が該当部分です。


警備員、長谷部聡(はせべ さとし):伊丸岡篤
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特に無し。



え~と。
「すべてがFになる」のおもな登場人物は、ひとまずこのあたりを覚えておけばいいのかなと。私は原作未読なので、重要人物を見落としていたらごめんなさいですが、こうしてまとめたことによって少しでも皆さんの参考になればさいわいです。


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第5話の要点を5点ほど

記事の他の部分でふれていない要点を、箇条書きでまとめてみます。全部で5点です。

  • むらさき色。これは両親死亡時、萌絵が来ていた服の色でした。「むらさき色、すごく大事な」 そうか紫は服の色だったのか。予想外でした
  • ヘリに四季妹・未来(みき)のバッグが残されたまま。取りに行くの怖いッスね~
  • 四季は父の「許さんぞ」に悲鳴から大笑いのリアクション。これは別人格によるリアクション違いじゃないかなぁ
  • 「明日島には船がくる」 女性雑誌の取材のようです。なんか結局船は島に来ないような予感も……
  • 研究所には以前両親も一緒に住んでいた? 部屋の様子が似てると思いましたが、これは前回の四季の部屋と同じ部屋なのかも

見落とし、というか書き漏れはあるかもですが、このあたりが第5話の要点かなと思いました。

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事後とナイフとパンTと

感想として、第5話で印象的だったことを3つ書いてみます。

事後?!

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ヤッちゃったのか?! 所長はロリ四季ちゃんと。
ヤッちゃったんだよね!?


そんな気持ちで頭がいっぱいになった第5話のオープニングシーンでした。以下、所長と四季の主なセリフです。


四季「ひとりだけの所へ行きたい?」
新藤「行きたいね。山奥でも離島でもいい。
自給自足でナイフ一本で住む所を造って魚を捕ったり植物を採ったり。最高の自由だ。
でも(それが出来ないのは)つまり…怖いのかな。僕は凡人だから…」
四季「そんなことは関係ないわ! ……ごめんなさい」
新藤「いや、僕が悪かった」

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「僕が悪かった」か、くぅぅ


なんだい羨ましすぎるじゃないか!
新藤所長マジで「中年の星」過ぎます!


あ…… つい本音が

ロリ四季ちゃんに誘われて断われない男はいないんじゃないかなー 
頭がいいのに、それとは対照的に恋愛アプローチはズバッとストレートにくる四季が男心をソソります。男はこういうのに弱いんだよなー


ナイフ

第5話終盤で、四季はシルバーのサバイバルナイフを購入しました。
これが真賀田家の両親を殺害した凶器で、さらに新藤所長殺害と同一の凶器じゃないかと。

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第5話のサブタイトルは「銀色の希望」です。
これは新藤のセリフ「自給自足ナイフ一本の生活」という新藤の希望にかけたサブタイトルじゃないかと。ナイフが映された瞬間、ああこれは!と思いました。ナイフを新藤にプレゼントする四季が、恐ろさもあって可愛げもあって……
ほんと四季は興味をそそられる人物ですね。


パンT

犀川がいつも着ているパンと書かれたヘンなTシャツ。
略せば「パンT」

犀川はヘンなの着てるなぁとはずっと思っていたのですが、今回ついに山根からTシャツに対する軽いツッコミが。朝食は何にするか? 
「トーストでいいですか? パン好きですよね?
(画面は犀川のTシャツへ)

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このセリフ笑った。
今回の最高傑作ゼリフだったかなと。
一瞬山根の「パン好きですよね?」に、へ? どういう意味?となったのですが、一瞬の間を置いて「ああっ!そういう意味か~」と笑いがこみ上げてきました。

この場面を見る限りだと、山根は悪い人に見えないですねー



最後のまとめ

会話劇中心ながら、驚くことも多かった第5話でした。

具体的には萌絵の紫が服の色だったこと、四季の多重人格者が実在人物だったこと、四季がサバイバルナイフを購入した事などでした。


次回第6話のサブタイトルは「真紅の決意」
サブタイトルは全部「色関係」で統一していくんでしょう。
第4話の「虹色」の意味は分かりませんでしたが、それ以外は作中のキーカラーと一致していると感じました。サブタイトルを列挙すると、

「白い面会」、「蒼色の邂逅」、「赤い魔法」、「虹色の過去」、「銀色の希望」、「真紅の決意」

あっ!

たったいま、第4話の「虹色」のネーミング由来に気づきました。
これは四季の多重人格の多さや、「7だけが孤独」の7と「虹が7色」であることをかけていたんじゃないかな?
 
なるほどね~ 
サブタイトル深いかもしれない。


次回の第6話ですが。
「アルコール」がキーワードになるようです。
「萌絵+お酒」

第6話はそんなお話になるのでしょうか。


他のブロガーさんの紹介

「すべてがFになる」感想を書かれた他のブロガーさんです。

カリンちゃこさんの「アニメについて考えるブログ」


四季の思考を推測するために、萌絵と創平の協力関係が不可欠

ああそういう事かと。萌絵と犀川、対照的な思考をする二人の協力で四季へと迫るための助走の回だったのかもしれないですね。

comomoさんの「びーきゅうらいふ!」

立ち直りが早すぎて奥さん(新藤裕見子)怪しい。
同感です。あれ、この人旦那死んだばかりだよね? って考えてしまいました。

アリカワシュウヘイさんの「アリカワブログ」

この世には「泣き顔フェチ」って方もいるんですね。
男性にとって女性は、すべてがF(フェチ;Fetishism)の対象になるのかな?





「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 全11話

原作:森博嗣
監督:神戸守
シリーズ構成:大野敏哉
制作:A-1 Pictures

(キャスト)
犀川創平(さいかわ そうへい):加瀬康之
西之園萌絵(にしの そのもえ):種崎敦美
真賀田四季(まがた しき):木戸衣吹

新藤清二(しんどう せいじ):吹野俊介
新藤裕見子(しんどう ゆみこ):小林さやか

山根幸宏(やまね ゆきひろ):鈴木達央
真賀田佐知朗:山路和弘
真賀田美千代:園崎未恵

オープニングテーマ
「talking」
歌:KANA-BOON

エンディングテーマ
「ナナヒツジ」
歌:シナリオアート



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