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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

すべてがFになる 第4話の感想 - 私は長い斜面へと転がり落ちた

アニメ感想・アニメ関連の話

アニメ 「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 第4話 「虹色の過去」の感想です。

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原作未読&ドラマ未視聴のため、基本的にネタバレ無しになります。


録れてない!

いやあ……
参りました( ;´Д`)

「すべてがFになる」の第4話は、日本シリーズ中継による放送順延によって、残念ながらレコーダーには録画されていないという結果でした。おっかしいなぁ…… 

たとえ放送が3時間順延になったとしても、レコーダーはそれに対応するハズなのに。なんだか不思議です。

フジテレビは何かやらかした?
例えば放送予定を一旦キャンセルしちゃったとか。4話・5話が連続放送される結果になった地域の方々のほうがむしろうらやましい。あ~あ…… 


仕方がないので「すべてがFになる」の第4話は、無料動画サイトの方で視聴しました。録画失敗をキッカケに、すべてがFになるの視聴を断念する人が続出しないといいですね。


では今回の話へ。
まずは屋上の状況、四季の部屋の状況整理、キーワードの話。
そのあと四季と萌絵、四季と新藤のシーンへ。
そういう順番で進めてみます。

主要人物のアイコンキャラ表

キャラ名  アイコン  キャスト 
犀川創平  f:id:hisoka02:20151103182939j:plain   加瀬康之 
西之園萌絵  f:id:hisoka02:20151103182946j:plain   種崎敦美 
真賀田四季  f:id:hisoka02:20151103182956j:plain   木戸衣吹 
新藤清二  f:id:hisoka02:20151104005905j:plain   吹野俊介 
新藤裕見子  f:id:hisoka02:20151104005914j:plain  小林さやか 
山根幸宏  f:id:hisoka02:20151103183005j:plain   鈴木達央 
弓永富彦  f:id:hisoka02:20151104005927j:plain   佐々木敏 
水谷主税  f:id:hisoka02:20151103183013j:plain   伊藤健太郎 
島田文子  f:id:hisoka02:20151103183020j:plain   日笠陽子 
望月俊樹  f:id:hisoka02:20151103183030j:plain   下崎紘史 
長谷部聡  f:id:hisoka02:20151103183039j:plain   伊丸岡篤 
真賀田未来  f:id:hisoka02:20151104005939j:plain   甲斐田裕子 

(画像は公式H.P TVアニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 より)



屋上と四季の部屋の状況について

1. 屋上の状況

要点を整理すると。

  • 新藤所長は、サバイバルナイフで頸部背後から刺されている
  • ヘリの無線は破壊され、警察への連絡はされてないと思われる
  • 所長の死亡推定時刻は約20分の間
  • 屋上への出入り口(エレベーターホール)はふたつある


「死亡推定時刻は約20分の間」は、補足が必要ですね。下の画像の赤線を参考に。

すべてがFになる 第4話感想 エレベーターホールAの入退室記録

第3話で新藤所長を迎えに、副所長・山根と西之園萌絵(にしの そのもえ)が屋上に出て(退室)、ヘリから降りてきた四季の妹・真賀田未来(まがた みき)を伴い、エレベーターホールAへと入った(入室した)のが「1:53:30」

次に、警備員の望月に「おい、ちょっときてくれ、所長が!」と促され、再度屋上へと出たのが「2:14:10」 

ですので新藤所長の死亡推定時刻は、最大に見積もって1:53~2:14の約20分かなと思います。


↓ エレベーターハウスAの出入り口画像
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↓ エレベーターハウスBの出入り口画像
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なんかエレベーターハウスBから屋上へと出入りした警備員・望月の行動記録 ↓ がやたら怪しいんだけど(青囲み

すべてがFになる 第4話感想 エレベーターホールBの入退室記録

ちょっとあからさますぎるぐらいの怪しさ(笑) 伏線なのかミスリードなのか、どうなんでしょう。


2. 四季の部屋

銀のドアを開け、いよいよ足を踏み込んだ四季の部屋。
意外に部屋数が多いです。合計で何部屋あるのだろう? 
応接室、PCのたくさんある部屋、台所、最初カギのかかってた寝室などがありました。

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四季の部屋にあったのは、彼女の本職(プログラマー)とは無関係な多数の書籍、レンチ&電動ドリルなどの工具類、板材、ミシン、レゴ、風船、ぬいぐるみ、ダストシュートなどなど。

不思議なのは途中でロボット「ミチル」がでてきましたけど。
ミチルが四季自作のロボットならば、工具機械が少なすぎのような? カギをガチャっと回すアームを含め、ミチルを自作するならば、
もっともっと本格的な工作機械が多数必要なハズ
そんなふうに思いました。

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おそらく金属加工が必要になるでしょうからね。
電動ドリルだけじゃミチルは作れないんじゃないかなぁ。


また、子供向けのレゴブロックは四季の年齢とは不釣り合いな気がしましたけど。
理由としては、四季の多重人格の中には幼い子供がいるからってことかも。四季の部屋に住んでいたのは、ひとりじゃなくて大人数。そういう雰囲気を出していた四季の部屋だったのかな。


むらさき色とすべてがFになる

意味深なフレーズがふたつ出てきたのでそれぞれふれてみます。

1. むらさき色

「むらさき色…… すっごく大事な」
西之園萌絵がもらした意味不明で意味深な言葉。

自分は「むらさき」から何となく「死」をイメージしました。

ぶっちゃけその紫は「死斑」(しはん)のイメージです。「死斑」がどんなものか知りたい方は、自己責任でググってみてください。「死斑 画像」でググればすぐに見れると思います。


今回のラスト、萌絵は「むらさき色の場所」にいました。
この場所って……

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萌絵の両親が死んだ時の「死体安置所」の記憶とか? 
何となく、四季の死と萌絵両親の死が「むらさき色」でつながっているように感じました。


2. すべてがFになる

ついに作品タイトルが登場!
四季のPCの「NEW」ボタンをクリックしたら、浮かんだ文字が
「すべてがFになる」

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Fの意味ですけど。

16進法においてはFが10進法でいうところの15になるんですね

2進数、16進数と10進数 - CyberLibrarian によれば、

10進数(Decimal Number)での数は、
0,1,2,3,4,5,6,7,8,9と順に増え、
次に位が増えて10になります。

一方、
16進数(Hexadecimal Numbre)での数は、
0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,Fと順に増え、
次に位が増えて10になります。

つまり16進法においてFは10進法表記でいうところの15の代わり。


「すべてがFになる」のFは、ダブルミーニング・トリプルミーニング以上にたくさんの意味を持たせたFな予感がしますけど、そのひとつに「15」の意味を持たせてあるのは間違いなさそうですね。

四季が両親を殺害してから「15」年ですし、また、16進法はプログラミングで知っていた方がいい知識みたいなので、Fが「15」の意味を持たせてあるってのは確実かなと思います。



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四季と萌絵の会話

犀川先生との会話をはさみながら、真賀田四季と西之園萌絵の会話の続きが入りました。この2人の会話面白いなー 毎回毎回楽しみです。では、セリフを書き出してみます。

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犀川「小学校時の萌絵は、こてこてした服を着て可愛らしい人形みたいだった」
萌絵「人形…… 」


四季「私の両親は、私が14の時に亡くなりました。お人形がやったのです。私それを見ていました」
萌絵「人形というのはつまり、博士の別の人格が殺人を犯したという事ですか?」
四季「私の中に別の人格がいることは本当です。ひとりじゃなく、何人もいる。
でもね……
私の中の他の人たちは、私の両親のことを知らないのです」
萌絵「どうしてそんな事が分かるんですか?」
四季「だって……
ずっとお話しているんですもの。それくらい分かります」 


萌絵「7…… 
1から10の数字の中で、7だけが孤独。
だから、私の人格の中で、両親を殺す動機を持っているのはわたし。真賀田四季ひとりだけなの。わたしだけが7なのよって(四季は言った)。つまり、真賀田博士自身が『人形』 。どういう意味なんでしょう?」
犀川「人形……
それは意思を持たない。ときに誰かに操られる」


(場面転換を挟んで)

四季「では質問を変えます。
あなたはご両親を亡くされていますね。その日の事を覚えていますか? あなたは泣きましたか?
そのとき、あなたのそばに誰かいたはずです」



四季による「では質問を変えます」以下は、前回第3話のヒキとほとんど同じです。
またここでヒキをつくるのかー(苦笑)
 
ただ、
「あなたのそばに誰かいたはずです」は新出ですね。誰かが萌絵のそばにいたのか…… いったい誰なんだろう?


四季のセリフは。これは第1話だったか…… 
以前語られた内容の繰り返し部分も多かったです。彼女のセリフから、
四季が多重人格者、それもかなりの人数を内包した多重人格者であること、四季だけがその中で孤独、四季以外の人格は四季の両親を知らない、それらのことが分かるセリフですね。



私は長い斜面へと転がり落ちた

毎回毎回楽しみな四季と新藤のシーン♪
待ってました!(*´∀`*)
四季のひとり語りの部分は適当に端折りつつ、セリフを書き出してみます。


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- 2000年、夏。
私は坂の上に立ち、長い斜面を見おろしていた。
彼女の声が聞こえた。正確には、彼女たちの -


「ねえすまさん、あなた彼とお付き合いがあったのでしょう?」
「大丈夫? 四季」
「君をリラックスさせようと思っただけさ」
きしお。あなたしばらく会わないうちに大人になったわ」
「人間だけだよ、大人になるのにこんなに時間がかかるのは」

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(私は彼女に言った。「君は普通じゃない」
彼女は答えた。「私は普通じゃありません」)


「お願いがあります」
「服を着なさい」
「私にさわって。お願い、さわるだけでいいわ」

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- そして私は、長い斜面へと転がり落ちた


そして私は長い斜面へと転がり落ちた、って
フッと笑っちまった(*´∀`*)


語りは低くて暗いトーン。
妻がいながらも……
しかも犯罪該当年齢の少女に対して何かをしちゃう男の、
客観的かつ比喩的なこの表現


またさらに。

長い斜面を見おろしていた
→ 長い斜面へと転がり落ちた

この言葉の流れにも笑っちゃいました。
早速どっかで使いたいなーこれ。


さて。
四季と新藤のシーンで分かったことが2点ありました。時系列と多重人格者の名前です。

1. 時系列

まずはこの場面が「2000年の夏」だということ。
2人は第2話では夜のドライブ、第3話では観覧車でした。これらは1999年夏のお話。

しかし今回の場面はその時期じゃなく、翌年(2000年)の話でした。真賀田四季に関する出来事を簡単な年表にするとこんな感じです↓


真賀田四季・略歴年表

  • 1986年頃に生まれる
  • 1991年(5歳)両親が多忙のため新藤に預けられることが増える
  • 1997年頃(11歳)博士号を取得
  • 1998年頃(12歳)エンジニアになる
  • 1999年の夏(13歳)新藤と夜のドライブ
  • 2000年の夏(14歳) 新藤とホテルへ
  • 2000年頃(14歳)両親を殺害。真賀田家の両親は共に博士
  • 2015年夏(現在)29歳。8月5日死亡が確認される


つまり今回の四季と新藤のシーンは、
四季による両親殺害の直前の時期
そういう時系列になるのかなと。いよいよヤマ場が近づいてきました。

2. 多重人格者の名前

「すま」「きしお」
四季が呼んだ名前にアレっ?! と思いました。
このふたつの名前は、確認したら四季のPCに書かれた人物と同じ名前

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これらはそれぞれ
栗本其志雄(くりもときしお)
佐々木栖麻(ささきすま)
って読むんじゃないかなぁ。
ですのでバスルームにおける四季のひとり語りの部分は、

  • 真賀田四季(まがたしき)
  • 栗本其志雄(くりもときしお)
  • 佐々木栖麻(ささきすま)

この3人の人格者による会話じゃないかと。
そして四季の中には、もっともっと他の名前の人格がいるんでしょうね。少なくとも合計で10人はいるかなと思います。


推理もへったくれもない

殺人事件の推理は難しいですね。
誰を犯人に仮定しても、誰にも犯行不可能のような。

エレベーターホール入退室記録からすると、所長殺害をやれそうなのは警備の望月だけ。四季&新藤所長殺害の「動機」だけでいけば所長奥さんの新藤裕見子とか。

そんなことを考えましたが、前提条件としてサブシステム・デボラをコントロールするだけのパソコン知識が必須かなと思います。


個人的にプッシュしたいのは、前の記事にも書きましたけど、

真賀田四季による単独犯行

もう私はそういう強い願望込みの色眼鏡でアニメを見ているので、推理もへったくれもない状態です。これ、どうやったら四季は犯行が可能だろうか? そんな色眼鏡でアニメを見てしまいます。


しかし四季による単独犯行はなんだかすごい無理っぽい…… 四季の部屋の様子を見ながら、どうにも無理っぽいぞという気分に襲われ、軽く凹みました。

たとえばですが。
本来部屋にはもっとたくさんの工作機械や他のロボットがあったんだけど、すでにキレイさっぱり捨てられたって感じでしょうか。


アニメを見ながらもうひとつ。
「もっとよく調べろよ」ともどかしかったです。
ヘリのコクピット、ぬいぐるみの中、望月が立っていたクローゼットの中など…… 

そこっ!開けろよ!調べろよ! 
みたいな。

ただし現在、研究所にいる面々は警察ではないので、わずかな物証を集めて推理を進める、というような形にはならないんでしょうね。ここからどうやって推理を進展させるのかなぁ…… 謎です。


最後に

個人的に「すべてがFになる」は、殺人事件よりも四季と萌絵の会話や、四季と新藤のラブシーンの「回想シーン」の方が楽しみかもしれないです。

こうして記事を書いていても、回想シーンに入ると急に気分がノってきちゃいます。四季は白いワンピース姿から入浴&バスタオル姿へと変化してきました。じゃあ次は……?


次回の第5話は、西之園萌絵が両親の遺体と面会したときの話になるのでしょうか。
いずれ萌絵と四季は、予想だにしない意外なつながりを持ってきそうですね。


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グラスの氷がカラン♪と鳴るのかと……
 




「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 全11話

原作:森博嗣
監督:神戸守
シリーズ構成:大野敏哉
制作:A-1 Pictures

(キャスト)
犀川創平(さいかわ そうへい):加瀬康之
西之園萌絵(にしの そのもえ):種崎敦美
真賀田四季(まがた しき):木戸衣吹

新藤清二(しんどう せいじ):吹野俊介
新藤裕見子(しんどう ゆみこ):小林さやか
弓永富彦(ゆみなが とみひこ):佐々木敏

山根幸宏(やまね ゆきひろ):鈴木達央
水谷主税(みずたに ちから):伊藤健太郎
島田文子(しまだ あやこ):日笠陽子
望月俊樹(もちづき としき):下崎紘史
長谷部聡(はせべ さとし):伊丸岡篤

真賀田未来(まがた みき):甲斐田裕子
役名なし:吹野俊介
デボラ:戸田めぐみ

オープニングテーマ
「talking」
歌:KANA-BOON

エンディングテーマ
「ナナヒツジ」
歌:シナリオアート



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