読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

すべてがFになる 第3話の感想 - 話の力点はフーダニットじゃなくハウダニット&ホワイダニット?

アニメ感想・アニメ関連の話

アニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 第3話 「赤い魔法」の感想です。

f:id:hisoka02:20151104202010j:plain

原作未読&ドラマ未視聴のため、基本的にネタバレ無しになります。


主要人物のアイコンキャラ表

「すべてがFになる」の第3話。
今回も新キャラが登場しました。合計で4名ほど。

所長の新藤清二(しんどう せいじ)、妻の新藤裕見子(しんどう ゆみこ)、研究所の医師・弓永富彦(ゆみなが とみひこ)、四季の妹・真賀田未来(まがた みき)の4人。

それら4名を加えたアイコンキャラ表です。

キャラ名  アイコン  キャスト 
犀川創平  f:id:hisoka02:20151103182939j:plain   加瀬康之 
西之園萌絵  f:id:hisoka02:20151103182946j:plain   種崎敦美 
真賀田四季  f:id:hisoka02:20151103182956j:plain   木戸衣吹 
新藤清二  f:id:hisoka02:20151104005905j:plain   吹野俊介 
新藤裕見子  f:id:hisoka02:20151104005914j:plain  小林さやか 
山根幸宏  f:id:hisoka02:20151103183005j:plain   鈴木達央 
弓永富彦  f:id:hisoka02:20151104005927j:plain   佐々木敏 
水谷主税  f:id:hisoka02:20151103183013j:plain   伊藤健太郎 
島田文子  f:id:hisoka02:20151103183020j:plain   日笠陽子 
望月俊樹  f:id:hisoka02:20151103183030j:plain   下崎紘史 
長谷部聡  f:id:hisoka02:20151103183039j:plain   伊丸岡篤 
真賀田未来  f:id:hisoka02:20151104005939j:plain   甲斐田裕子 

(画像は公式H.P TVアニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 より)


真賀田四季の死体の状況

暗闇の真賀田(まがた)研究所。
非常用のリセットにより、1分間の機能停止中。真賀田四季は死亡していました。

「くんくん、臭い」

匂いの原因は腐敗臭。
四季の死後、一定時間(少なくとも数日)が経過したことを文字どおり匂わせていました。四季の部屋の反対側の通路から、医師の弓永富彦が登場。以下、彼の語ったセリフです。

「死んでる。自殺じゃない、殺されたんだ。両手両足が無いんだよ。切断されてる」

f:id:hisoka02:20151104202156j:plain


ここで四季の身の上に起こった流れを予想するならば。

1.(自殺にしろ他殺にしろ)四季が死亡 → 2. 両手両足が切断される → (3. 切断時の出血などをふく)→ 4. 四季にウエディングドレスを着せる → 5. 台車(P1)に載せる → 6. とあるタイミングでシステムが暴走 → 7. ドアがふたつ開いて台車が動く

ざっとこんな流れになるのかなぁ……


不明なのは死後数日をおいて手足を切断した場合、血は出るのかどうか?

ちょっとググってみたところ。
その場合は心臓が停止しているため(血流が無いため)ほとんど出血は見られないらしいです。
ということで3.は()カッコつきにしました。


ところでずっと気になっていることがあって…… 
 
どうして四季の死体は目を開けているの?

f:id:hisoka02:20151104203124j:plain

表情には死ぬ間際に苦しんだ様子も見られず、死体だというのに目を開けているという…… なんか珍しい死体ですね。

この状態の姿ならばたしかに前回の第2話で水谷が言ったように、第1印象として四季が「人形」に見えても不思議じゃないですね。

薬物などで苦しまずに死亡し、その後何者かが目を開けた、という流れでしょうか。


まあ四季を花嫁姿にするのが第1目的であるならば……
目を閉じてちゃNGでしょうけどね~ 目を閉じてちゃせっかくの花嫁姿が台無しになっちゃいます。


研究所や四季の部屋の状況についての要点8つ

第3話を見ながら、研究所と四季の部屋に関する要点をメモっていたら全部で8点になりました。以下、箇条書きにしてみます。


  1. 研究所は現在、電話もメールも不通
  2. ネットワークは元々外界と遮断されていたのでウイルスの入る余地はない
  3. 四季の部屋の出入り口はひとつだけで、入った人も出た人もいない
  4. 所長が戻ればヘリの無線で外部への連絡が取れる
  5. システムの名称は「Red Magic」で現在バージョン4
  6. 四季の部屋への荷物搬入は、黄色のドアか警備室のポスト(小窓)から。ポストのサイズは、250×250×350(ミリメートル)
  7. ビデオの記録によれば、四季は15年間一度も部屋から出ていない
  8. 四季殺害のタイミングでシステムが異常になるよう、最初からプログラミングされていたとしか思えない

f:id:hisoka02:20151104203438j:plain

8.は、プログラム(Red Magic)に関する現段階の結論のように聞こえました。第3話のサブタイトルが 「赤い魔法」(Red Magic)ですので、プログラムの謎は今後のキーになる謎のひとつなのでしょう。

f:id:hisoka02:20151104203538j:plain


またストーリー終盤のヘリの中。
新藤所長が死亡していました。

「警察の叔父に連絡して」という西之園萌絵の呼びかけには反応していたので、その後のわずかなスキの間に死亡したようです。

f:id:hisoka02:20151104203607j:plainf:id:hisoka02:20151104203613j:plain

結局所長は、警察には連絡できたのかなぁ。これまでの話を考えると、連絡取れてないような気もしますが……



PR





四季と萌絵の会話

第3話までの「すべてがFになる」は、3つの時間軸が並行しながら描かれています。
現在、ちょっと前、ずっと前の3つの時間軸。

「現在」を取り上げるとどうしても「状況」を整理する話が多くなるのですが。
それに対して「ちょっと前」(四季と萌絵の会話)と、「ずっと前」(新藤所長と四季の会話)は、「心情」寄りの話になっていると思います。


ということで。
四季と萌絵の会話、四季と新藤所長の会話の要点を書き出してみます。

四季と萌絵の会話

(犀川は、西之園萌絵・父の最後の弟子に続き)
四季「犀川先生をどうしてそんなに好きになったの? 最初に先生に会ったのは?」
萌絵「小学校5年(萌絵11歳?)の時。父を含め、自分より頭の良い大人に初めて会った」
四季「それは幸運。自分にはそんなチャンスは無かった」
萌絵「トランプの手品を犀川先生は初めて見破ったので、最初は嫌いだった」
四季「質問を変えます。両親を亡くされた日の事を覚えていますか?」
犀川「西之園くん、西之園くん…… 」
(回想中断)

f:id:hisoka02:20151104203652j:plain


真賀田四季は、ほんと萌絵に興味津々で。
元々2人の会話は萌絵から彼女のおばを通して頼んだというのに……
実際には四季が萌絵に質問してばかり。
四季は自分と何かと共通点の多い萌絵に興味を惹かれたってことでしょう。

四季と萌絵の会話は、どことなく映画「羊たちの沈黙」(The Silence of the Lambs)のよう。レクター博士と訓練生・クラリスの会話シーンを連想しました。


また四季は、「自分より頭の良い大人に出会ってない」という意味の事を言ってます。つまり、
新藤所長のことは自分より頭が良いとは思っていない
ってことですね。
まあそれぐらいじゃないと「天才」とは騒がれないか…… 


四季と新藤所長の会話

夜景をバックにひらいた花火。
前回は車内、今回は観覧車で交わされた二人の会話でした。というかセリフは新藤所長だけでしたね。以下彼のセリフ(モノローグ)です。


- 子孫を残すということは、自らの死をイメージすることに等しいのかもしれない。
吸収できるものはすべて受け入れ、そして何ひとつ失っていない。
いま自分に必要なことは、自分のものを失うこと。何かを切り捨て消し去ることだ。
彼女はそう考えていた。
でもどうすればそれが可能なのか?
その時の彼女は、まだ分かっていなかった -

f:id:hisoka02:20151104203730j:plain


いま自分(四季)に必要なことは自分のものを失うことってそれ……
処〇を失うじゃダメなのか ?!
いや、処〇は喪失してみたけどそれじゃ足りなかったのか?

おっと下衆の勘繰り失礼


このとき13歳だった四季は、おそらく翌年の14歳で両親を殺害するので、自分のものを失うや何かを切り捨て消し去るってのが、両親殺害につながるのかもしれない。
ただ1話だったか…… 
四季は「両親殺害は人形がやった」みたいに多重人格を匂わすことを言ってたので、つながるのかどうか微妙な気もします。


話の力点は「フーダニット」じゃなくて「ハウダニット」&「ホワイダニット」なのか?

ミステリーにはフーダニット、ハウダニット、ホワイダニット。
そんな言い方がありますよね。

フーダニット… Whodunit(Who had done it) 、真犯人は誰か
ハウダニット… Howdunit(How done it)、どうやって犯行をやったか
ホワイダニット… Whydunit(Why done it)、なぜ犯行をやったか


まずフーダニット。四季殺害の真犯人は誰か。
単なる直感ですが今のところ自分は、

- 真賀田四季の殺害犯は真賀田四季

そんな気がしています。
四季の殺害は本人以外には不可能のような。
上で「研究所や四季の部屋の状況についての要点8つ」をあげましたが、それらのほとんどが犯人は真賀田四季意外にあり得ない、と言っているように思えます。

というか話のメインとしては。


「すべてがFになる」は「フーダニット」じゃなくて「ハウダニット」&「ホワイダニット」
四季はどうやってやったか、なぜやったか。


そのふたつを重要視していく話になるのでは?と感じます。

なぜなら前回と今回。
四季と新藤所長のシーンが挿入されました。
さらに第1話スタート場面には、新藤所長(感想で自分がAと書いてた人物)によるモノローグがありました。これらを入れた意図は四季の心情を、つまり、
ホワイダニット(Why done it;なぜ犯行をやったか)を描くのが目的じゃないかと感じるからです。



まあ自分のこの考えで問題になるのは、新藤所長殺害ですね。
こちらはどうなっているのかサッパリ…… 四季の単独犯じゃさすがに無理ゲーかなぁ。
よく分からないです。


ですがもしも15年前に。
このときすでに、真賀田四季殺害と新藤所長殺害が四季によってプログラミング済みのものだったとしたら……
コレはスゴいお話になると思います。ま、私の願望みたいなものですけど。


最後のまとめ

放送から日数も経過しているので、感想はなるべく簡素に短時間で書きたいと思いましたが…… なかなかそうはいかないもんですね。状況を整理するだけでも結構な時間と文字数を使っちゃいます。


「すべてがFになる」の第3話を見て、
アニメは「ハウ」(どうして)と「ホワイ」(なぜ)を重視しているんじゃ?
という印象が強まりました。
1話から3話まで、必ず描かれてきたのが過去の四季の様子ですので。
逆に「フー」(誰が)の話は、あんまり重視してないんじゃないかなー


そして現在の続きだけじゃなく。
「ちょっと前」(四季と萌絵の会話)や「ずっと前」(新藤所長と四季の様子)の続きがますます気になってきた -

全体的にそんな印象が残った「すべてがFになる」の第3話でした。


他のブロガーさんの紹介

「すべてがFになる」第3話の感想を書かれた他のブロガーさんです。


自分も原作未読なので他人の予想が楽しい♪




「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 全11話

原作:森博嗣
監督:神戸守
シリーズ構成:大野敏哉
制作:A-1 Pictures

(キャスト)
犀川創平(さいかわ そうへい):加瀬康之
西之園萌絵(にしのその もえ):種崎敦美
真賀田四季(まがた しき):木戸衣吹

新藤清二(しんどう せいじ):吹野俊介
新藤裕見子(しんどう ゆみこ):小林さやか
弓永富彦(ゆみなが とみひこ):佐々木敏

山根幸宏(やまね ゆきひろ):鈴木達央
水谷主税(みずたに ちから):伊藤健太郎
島田文子(しまだ あやこ):日笠陽子
望月俊樹(もちづき としき):下崎紘史
長谷部聡(はせべ さとし):伊丸岡篤

真賀田未来(まがた みき):甲斐田裕子
デボラ:戸田めぐみ

オープニングテーマ
「talking」
歌:KANA-BOON

エンディングテーマ
「ナナヒツジ」
歌:シナリオアート



アニメ「すべてがFになる」関連記事




「アニメ感想・アニメ関連の話」トップページに戻る