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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

がっこうぐらし! 第8話の感想と考察 - ちょっと待て!ソレ何だよ ?! 何なんだよぉ!

がっこうぐらし!

「がっこうぐらし!」第8話 「しょうらい」の感想です。

がっこうぐらし8話 感想 考察 くるみ

「なんじゃこりゃぁっ?!」
思わず松田優作ライクに叫びたくなるような……
そんな驚きの進展を見せた第8話でした。

今回は動きが多かったと感じたので、考察というよりも、出てきた情報の整理や感想などがメインになります。



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「なんじゃこりゃぁっ?!」(cv:松田優作)
元ネタ画像↑です。


「がっこうぐらし!」の主要キャラ名とアイコンとキャスト

キャラ名  アイコン  キャスト 
ゆき(丈槍由紀)  f:id:hisoka02:20150806204214j:plain 水瀬いのり
くるみ(恵飛須沢胡桃)  f:id:hisoka02:20150806204224j:plain 小澤亜季 
りーさん(若狭悠里)  f:id:hisoka02:20150806204234j:plain M・A・O 
みーくん(直樹美紀)  f:id:hisoka02:20150806204242j:plain 高橋李依 
めぐねえ(佐倉慈)  f:id:hisoka02:20150806204258j:plain 茅野愛衣 
太郎丸  f:id:hisoka02:20150806204309j:plain 加藤英美里 

(画像は「TVアニメ「がっこうぐらし!」公式サイト」より)

学校名は、私立巡ヶ丘めぐりがおか学院高等学校。
学年は、みーくんだけが2年生で、ゆき・くるみ・りーさんは3年生です。

(ちなみに原作は未読です)


驚くことの多かった第8話

前回第7話で見つけたのは、表に「職二金」、裏に「佐倉」と書かれたカギでした。
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てっきりこのカギは、めぐねえが書類を書いていた部屋(私は「めぐねえルーム」と呼んでいます)にある金庫などを開けるためのカギだと思っていたのですが、実際にはそうではなく、普通に職員室にある金庫のカギでした。「職二金」の「二」とは、「二」=「隠し金庫」、ぐらいの意味だったようですね。

前話の感想 ↓ で、気になる点のひとつに「カギ」をあげました。


しっかしまさか…… 今回さっそくカギを使うとは!
驚きました。
さらに驚いたのは、出てきたマニュアルに書かれた内容のほう。飛び出したキーワードは、


  • A-1 警報
  • 生物兵器
  • 寛容といたわりは美徳ではない


などなど。マニュアルの内容を知ったくるみは、

「ちょっと待て!ソレ何だよ ?! 何なんだよぉ!」
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そう絶叫していましが、わたしのほうも、
「なんじゃこりゃぁっ?!」
と驚いてしまいました。

「マニュアル」ってのが出てきそうだ、というのは他の方の感想を回るうちに目にしちゃっていたのですが、内容の方はかなり予想外なものでした。話が急に動いたので、第8話はとにかく驚くことが多かったです。


動いている!(;゜Д゜)

薄暗い場所に響くガザッガザッ…… 
アバンからいきなり驚かされました。めぐねえが歩いているじゃないですか! しかも体を90度前屈した状態で。これはゾンビ状態か? 

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彼女がいる場所はおそらく、第3話ラストに出てきた部屋(めぐねえルーム)
ここは教職員の「ロッカールーム」じゃないかと書きました。部屋の場所は3階(?)通路の突きあたり。ゆきがめぐねえに向かっていつも話しかけているドアの向こう側の部屋だと思います。

「めぐねえルームと」の机の上には日誌でしょうか。文字を書き出すと、


ごめんなさい
おなかすいた
みんなだいじょうぶかな
またあえるかな

(…… 以下 読み取れず)

(文末に)りー ゆき くるみ


という感じでした。

昨日、がっこうぐらし!の考察記事をひとつ書きまして。
その中で、めぐねえは「ゾンビキャリアー」みたいな状態じゃないか?という予想を立てました。

hisoka02.hatenablog.com


記事の一部を引用すると、

何となくですけど「がっこうぐらし!」のめぐねえは、ゾンビに噛まれたもののは発症はしていない(もしくは完全にゾンビにはなっていない)というそんなタイプの存在に、いわば、
「ゾンビキャリア」みたいな存在になっているんじゃないか?
というイメージがあります。
(中略)
めぐねえは、ゾンビ感染から発症まで自意識を保ったままの時間が長く続いた「レアケース」なのかもしれません。その場合、めぐねえが自身に起こった体調の変化を刻々と詳細に書き綴っていれば、ゾンビに対抗する何かのヒントになっていきそうな気がします。


さて今回のめぐねえ…… 
彼女の状態はどうなんでしょうね?
普通のゾンビ状態にも見えるし、そうじゃなくて他のゾンビと違い、しばらく自意識を保っていたようにも見えます。

めぐねえの日誌には「おなかすいた」とか「みんなだいじょうぶかな」とか書いてありますので、「レアケース」という可能性も残しているかなと思いました。しかし、回想(だいぶ前の話)の可能性もありそうですし、解釈が難しいです。まあ一番の感想は、

動いているめぐねえが出てきてビックリしたっ!(;゜Д゜)

ってことでしたけど。


第8話で印象的だったところを5点

普段の感想ではあまり多くの点にふれてきませんでした。
今回は少し変えて、あらすじなどを含めて印象的だったところにふれたいと思います。

1.太郎丸

首輪抜けして走り回り、ゆきに追いかけられている太郎丸。
う~ん…… 
太郎丸にあまりウロチョロされるとなんだか怖いっす。バリケードを越えてゾンビがウヨウヨいる校庭にでも出られると噛まれてしまいそうで……
 
そういや校庭のゾンビと言えば、前回も今回もゾンビの数が「また増えている」というようなセリフが入りました。しかも夜になってもたくさんのゾンビが校庭を徘徊しているし。これはいったい何の伏線なのだろう? 

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2.しょうらい

みーくんがのんびりマイペースのゆきに将来に対するお説教を。
「先輩たちだって来年には卒業でしょ? 今のうちに、たくさんある学校の設備を生かさないと。卒業までに出来ることも、卒業までに準備しなくちゃいけないことも。たくさんあるんですから」

みーくんがすっかり学園生活部の部員らしくなっている……
一方のりーさんは、1人で考え事に浸っている様子でした。ゆきにめぐねえの事を話すかどうするか、前回見つけたカギのこと、将来(というよりこれからどうするか)、それらの事で今のりーさんは頭がいっぱいなのでしょう。

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そうそう、「しょうらい」と言えば。
くるみの夢が「永久就職」(お嫁さん)だったとは!

ゆきもりーさんも、「シャベルくん」つながりでくるみの就職先をガテン系限定にしてましたけど、照れながら自分の将来を語るくるみが可愛かったです。

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「え、永久就職して… お、お嫁さんとか……」

3.記念撮影

学園生活部発足当時のエピソードが語られました。
りーさん発のアイデアでめぐねえと相談して誕生した「学園生活部」。
部長はりーさん、顧問はめぐねえ。

「生徒会室」のプレートに「学園生活部」の手書きプレートを貼り、部室の前で記念撮影を2回。1枚目にはりーさん、ゆき、くるみ。2枚目にはくるみ、めぐねえ、ゆきがポラロイドフィルムに収まりました。う~ん、なんか切ない。
沁みますねこういうシーンは。

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4.巡ヶ丘学園学院高等学校に対する疑念

学校に対する疑念がどんどん膨らんできているりーさんとみーくん。学園案内を見返したみーくんが抱いた疑念は、
この学園は「整い過ぎている」
ということでした。たとえば、

  • 屋上にある多数の太陽光発電パネル
  • 貯水槽
  • 浄化装置
  • 屋上の畑
  • 食料の備蓄


などなど。そこから導き出される結論は、
「自活出来る」
ってことでしょう。

たとえ外界と遮断されても、当分のあいだ自給自足生活するに足りうる設備がこの巡ヶ丘学園学院高等学校には最初から備えられている。
じゃあ何のために? 
それがとっても気になるところ。

今後何かしらの「危機的状況」が起こる可能性があり、それに備えるために上記のような設備を整えておいた、と考えるのがスジだと思います。学園は、「今後起こるかもしれない危機的状況」に対応するために「自活できる設備」を整えておいたって感じでしょう。


5.「ねえ、覚えてないの?」

りーさんはゆきにそう問いを投げかけました。
インスタントカメラがビデオ撮影する機械ではないこと、「学園生活部」誕生時にみんなでこのカメラで記念撮影した事、そして記念撮影したあとめぐねえに起こった出来事。それらを本当にゆきは覚えていないのか?と。

このままいくとりーさんは、ゆきに詰問を続けそうな気配。
それを察したみーくんは、少し内容を変えてりーさんの態度をゆきに説明。なんだかゆきに対する態度が、りーさんとみーくんで逆転してきましたね。りーさんの変化は、みーくんの影響もあるんだろうなぁ。


「このあとすぐだったの」
みーくんに「らしくないです、どうしたんですか?」と聞かれたりーさんは、記念撮影直後にめぐねえに何かあったことをみーくんに伝えていました。
「この写真を撮ったすぐ後にめぐねえは……」


ゆきやくるみにとってめぐねえはスペシャルな存在ですけど、それに負けじとりーさんにとってもめぐねえはスペシャルな存在なのでしょう。普段ならゆきに合わせて彼女を見守るような言動を取るりーさんですけど、めぐねえ襲撃直前を思い出させる「記念写真」が出てくると、さすがに気持ちを抑えきれなくなるのだろうと思いました。

「ねえ、(ゆきちゃんは本当に)覚えてないの?」

りーさんは我慢しきれなくなり、ゆきにそう聞かずにはいられなかったんだろうなぁ。



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マニュアル表紙の文字と音読されたマニュアルの中身

カギを使う場面がきました。探していた金庫をゆきが発見。
出てきたのは、授業で使うDVDとそのリスト。さらにその下には書類がありました。

以下、画面に映った文字、さらにマニュアルを読み上げるセリフを書き出してみます。

1.「職員用緊急避難マニュアル」の表紙の文字


校外秘
職員用緊急避難マニュアル


《以下の場合のみ開封すること》

  • 校長およびその代理よりの指示があった場合
  • A-1 警報の発令時
  • 外部よりの連絡が途絶し十日以上が経過した場合

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2.マニュアルで音読されたセリフ

音読されたマニュアルの文章を、聞き取れた範囲で書き出してみます。

  1. 生物兵器はその性質上、予測を超える被害を及ぼす……
  2. いわゆる感染爆発「パンデミック状態」とは、この初期の封じ込めに失敗した場合……
  3. 徹底した隔離がカギである。感染者の周辺人員も、隔離の……(対象とし、と続く?)
  4. 種としての人類の維持は、個人の生命よりも優先される
  5. あなたの双肩には、数万から数百万の人命がかかっている
  6. 寛容といたわりの精神は、今や美徳ではない


2と3は、パンデミック防止策として見かける内容ですね。
新型ウイルス発生時は「初期の封じ込め」が大事で感染拡大を防止すること、さらに感染者の隔離、感染者に接触した人物も隔離する、などなど。だいたい普通はそんなパターンです。


職員用緊急避難マニュアルから思ったことよっつ

1. 「A-1 警報」

まず気になったのは「A-1 警報」の文字。
「A-1 警報」という名の警報が発令される危険性があることを、学校は認識していたということですね。

また警報にはランクがあるのかもしれない。
A-1、A-2、A-3、みたいな感じで危険度に応じてランクがあって、「A-1 警報」というのは警報の中で最上位レベルにあたる警報なのかもしれません。

2.生物兵器

ゾンビは「生物兵器」によるものなのかな?
ただ、生物兵器の性質が例えば毒ガスのようなものであった場合、ゆきたちが感染していないのが不思議な気がします。広範囲に拡散するならば、ゆきたちだって感染しちゃうような……?

考えられるとすれば、毒ガスによってある一定の範囲内にいる人間だけが初期感染し、そのあとガスは空中に霧散し効果を失い、その次の段階は、ゾンビがゾンビを噛むことによって感染が拡大していくタイプ、って感じでしょうか。

あれは第3話だったか……
屋上にいた時に街中で爆発が2回ぐらい起こっていました。もしやその爆発も、生物兵器をあたりにまき散らすという結果を生んでしまったのかもしれないですね。


3.種としての人類の維持

個人の生命よりも種としての人類の存続を優先せよってことですね。
何だか旧約聖書の「ノアの箱舟」と似たような話になってきました。

4から6の意味は、
例え友人が感染しようとも、それを助けようとして感染してしまうならば、そうじゃなくて友人を見捨て自分が生き残ること(種として人類を存続させること)を優先せよ -

そんな意味に受け取れます。
マニュアルは、かなり切羽詰った状況まで想定しているようですね。

4.最大の疑問

最大の疑問は、なぜ単なる学校がそこまで想定し「職員用緊急避難マニュアル」まで作っていたのか、ということです。

この学校なんかありそう……

というか学校は確実に一連の出来事に一枚かんでいそうですね。


例えば学校自体が、学校を隠れ蓑に地下室あたりで生物兵器(ゾンビ)の研究開発を行っていたとか。だから万が一の時、自活生活が出来るように設備を整えていた。いわば学校は「研究所&シェルター」の両方を兼ね備えた施設ってパターンですね。

あとは学校が生物兵器(ゾンビ)研究開発機関の人間と近しい関係にあったとか。
開発機関のお偉いさんと学校の理事長などが、同一人物だったり親族関係にあったりして、ある程度生物兵器開発に関する情報を得る立場にあったのかもしれません。


学校とゾンビの関連性はまだ分かりませんが、ひとまず、
学校とゾンビは無関係では無い
それだけは今回の第8話でハッキリしました。



最後のまとめ

話が大きく動いたと感じた第8話でした。
マニュアル発見前後の気分は、りーさんと同じく本当こんな感じ↓
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今回はアバンのめぐねえを含めて驚くことが多かったです。


そしてふだん。
「がっこうぐらし!」の感想では、考えたことばかりを多く書いています。しかし「がっこうぐらし」はそれだけでなく、アニメを見ながら胸に去来する感情が好きだったりします。切なさとか、いまにもすぐに壊れてしまいそうな日常のはかさなとか、そういうのが好きだったりします。


たとえば今回だと「将来」を語る場面。
「卒業したらどうする?」
本当は、彼女たちはとてもじゃないけどそんな事を想像できるシチュエーションに置かれてるわけじゃないでしょう。それよりも、明日も無事に生きていられるのかどうか…… そんなシチュエーションに彼女たちは置かれていると思います。

それでも卒業や将来の事を考えてみる。
「将来」を語る場面でかかるBGMや、語り合う場面を夕方に設定していたところ。
そんな演出に、切なさや儚さを感じました。


そういえば「食事シーン」がありませんでしたね。食べるシーンが無いとは珍しい。

前回は「うどん」でした。
「ねこくまブログ」さんが第7話感想でうどんについて書かれており、そういや毎回のように食事が入るなと思いました。

もしかしたら「食事シーン」が無いのは初めてだったかな?





アニメ「がっこうぐらし!」(全12話)
(スタッフ)
原作:海法紀光(ニトロプラス)×千葉サドル
監督:安藤正臣
シリーズ構成:海法紀光
脚本プロデュース:ニトロプラス
脚本:海法紀光、小太刀右京、桜井光、東出祐一郎、深見真、三輪清宗、森瀬繚
キャラクターデザイン:飯塚晴子
アニメーション制作:ラルケ

OP曲 「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」
歌:学園生活部

ED曲 「アフターグロウ」
歌:黒崎真音





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