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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

「がっこうぐらし!」 OP曲の歌詞と動画と感想 - わたしたちは「ここ」にいて「ここ」には夢がちゃんとある

がっこうぐらし!

がっこうぐらしのアニメと動画

「がっこうぐらし!」を3話まで見ました。これ面白いなー。
いま夢中になっている夏アニメのひとつです。
今回はそんな「がっこうぐらし!」からOP曲「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」の話と、「がっこうぐらし!」3話までの簡単な感想です。


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アニメのオープニングテーマ「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」
CDの発売日は7/29で、発売日の当日早朝にさっそくiTunesでダウンロードしました。配信開始がCD発売と同時で嬉しかったです。
よっしゃ!「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」あったっ!  
iTunes Storeで曲を見つけた時は軽く力こぶしをギュッと握りました。なんせ配信開始がCD発売からしばらく遅れる曲もありますのでね。無事に配信されて良かったです。


「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」の動画

「がっこうぐらし!」OP曲「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」
作詞:くまのきよみ
作曲:藤本貴則
編曲:佐々木裕
歌:「学園生活部」
[丈槍由紀(水瀬いのり)、恵飛須沢胡桃(小澤亜李)、若狭悠里(M・A・O)、直樹美紀(高橋李依)]
(2015年7月29日発売)


また、アニメ1話と2話のOP映像の違いを比較した動画がありました。

ちょっとだけ変わっていたんですね。

「がっこうぐらし!」OP曲の歌詞

シタイから!
シタイなら!
シタイとき!
シタイでしょ!?
いっしょに (はい!)

わたしたちはここにいます!
ここには夢がちゃんとある
フレンドなら ともだちでしょ (そうだ!)
「すき」って言ってみた (だいすきっ)

放課後なら当たり前のこと
さぁさ集まれ こっそり帰るな (こらー)
部活動だね 活動しちゃうね
遊んでるんじゃありませんっ!

ただいま。ってあの子が言うよ (おかえりー)
みんなでいれば だいじょーぶ (部っ)
エビバディ セイ!
ともだちでいよーね

シタイから!
シタイなら!
シタイとき!
シタイでしょ!?
だいすき (はい!)

わたしたちは楽しんでる!
24時間 はしゃいでる
屋上に まっ赤な太陽
かなり叫んでみた! (元気でーす!)

わたしたちはここにいます!
ここには夢がちゃんとある
フレンドなら ともだちでしょ (そうだ!)
「すき」って言ってみた (だいすきっ)

キーンコン!カーンコン!からの下校タイム
いいえ わたしたちまだ帰らない (やだよー)
部活動だよ 活躍しちゃうよ
新入部員募集ちゅっ!

ごめんね。って小さく言うよ (あらまあ~)
ケンカするほど ほにゃららら? (ほにゃら?)
ネバギブアップ!
最強になれーるね

シタイから!
シタイなら!
シタイとき!
シタイでしょ!?
いっしょに (はい!)

わたしたちは経験する!
食べて 眠って かしこくなる
校庭に 涼風吹いて
大きく手を振る (また明日(あした)ねー)

わたしたちはここにいます!
ここには夢がちゃんとある
フレンドなら ともだちでしょ (そうだ!)
「すき」って言ってみた (だいすきっ)

みんながここに集まれば
がっこうは特別になる
今日が終わっても明日(あした)も
笑顔で逢えるね!

わたしたちはここにいます!
ここには夢がちゃんとある
フレンドなら ともだちでしょ (そうだ!)
だいすく ありがとっ!


アニメ「がっこうぐらし!」の印象

「がっこうぐらし!」は、アニメもOP曲も作品のシチュエーションを知ってからあらためてアニメを見返したりOPの歌詞を読んでみると、まるで違った内容のアニメに見えたりまるで違った内容の歌詞に聞こえてきたりするのが面白いところです。一見ごくありふれたほのぼの日常の部活動記録を描いたように見える作品が急転直下、すぐにこの作品はとても危うい世界の上に成り立っている日常だという事に気づかされます。

絶望的状況下において主人公少女たちは微かな希望の光を見いだしながら日常を送っている。すぐそこに暗闇があるがゆえに彼女たちの生活ぶりが光明あふれたものに見えてくるという、闇と光によるコントラストをとても上手に使った作品だと思います。

明と暗、光と闇。
暗闇を上手く作品世界に投影させながら、由紀たちの送る日常をより希少価値のある光明あふれたものへと導くことに作品は成功している。日常ものにホラー要素としての暗闇を加えることでこんな作品が出来上がるんですね。そういう意味で、「がっこうぐらし!」に心底驚かされました。


歌詞の印象

「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」の歌詞についてです。インタビュー記事にこんなのがありました。

この記事によると丈槍由紀役の水瀬いのりさんいわく、「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」は「フレンド・死体」とのダブルミーニングじゃないか、とのことです。「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」は「フレンド・死体」。怖いタイトルだねーコレは。そして歌詞のフレーズも、シタイから!シタイなら!シタイとき!とシタイ(死体)の連発という、ホラー色をからめた歌詞になっています。


しかし「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」の歌詞全体のイメージは、とても明るく前向きな内容です。歌詞で特に印象的なのは、サビで何度もリフレインされるこのフレーズ、

わたしたちは「ここ」にいます!
「ここ」には夢がちゃんとある



このフレーズの中の特に「ここ」。間髪入れずに「ここ」のふた文字が2回繰り返されています。
未来の展望に希望が持てない絶望的状況下にありながら、主人公少女たちはそれでもわたしたちは「ここ」にいるし、「ここ」にはちゃんと夢もある。彼女たちはそんなふうに自分たちの置かれた状況のことを高らかに歌って(謳って)いるんですよね。この「ここ」の繰り返しが私はとても好きです。

わたしたちは「ここ」にいるし「ここ」には夢がちゃんとある。
この「ここ」の繰り返しにウッと感動を覚えてしまうほど。「ここ」は大変な状況の場所だというのに…… これはいい歌詞ですねー

私は原作未読なんですけど、「がっこうぐらし!」の第4話以降は、「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」の歌詞で表現された雰囲気で描かれていくのではないでしょうか。絶望的状況下において主人公たちの送るかすかな希望的光明をもった日常。あくまで「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」を聴いた限りにおいてですが、私は「がっこうぐらし!」の今後についてそんなイメージを抱きました。


曲の印象

「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」の曲で印象的なのは、「Can’t Help Myself」(フォー・トップス)のベースラインを元ネタにした、サビで繰り返されるメロディーラインです。

「Can’t Help Myself」のベースラインは、音階で書くと「ドソラドーソラドドソラドー」の繰り返し。とても有名な曲なので、皆さんどっかで一度は耳にしていると思います。

「The four tops - I can't help myself」



またPUFFYの「愛のしるし」などは、「Can’t Help Myself」のベースラインを軽くひねり、Aメロのメロディーラインとして使っていました。



一方の「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」。
こちらも「愛のしるし」同様、「Can’t Help Myself」のベースラインを軽くひねり、Aメロのメロディーライン1行目として使っている曲です。サビを音階で書くと
「ドソラドーソラドレミレドミー」(わたしたちは「ここ」にいます~)
(※実際の曲のキーはEメジャー[ドじゃなくてミではじまる音階]かと思いますが、ここでは分かりやすいようにCメジャーの音階で書いています)


で、「Can’t Help Myself」のベースラインを元ネタにした定番のメロディーラインがどんなイメージを生み出すかというと、私は、
「力強く元気に前方へと歩行するイメージ」
だと思います。
アップテンポというよりも4ビートの似合うほどよい速さのテンポが、よりいっそう「歩行」のイメージを醸し出しますよね。

「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」は、定番のメロディーラインを印象的に使うことによって、学園生活部の面々が「ここ」での日常を力強く元気に歩んでいることを表現しているのだと思います。

また逆にいうと、彼女たちが日常を力強く元気に歩んでいることを曲で表現したいがためにフォー・トップス由来の定番メロディーラインをもってきたんじゃないかな。私は「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」の曲から、そういった制作者の曲に対するハッキリとした意図を感じた気がしました。歌詞だけじゃなくいい曲ですねーこれは。


最後のまとめ

わたしたちは「ここ」にいて「ここ」には夢がちゃんとある -
未来の展望に希望が持てない絶望的状況下にありながら、それでもわたしたちは「ここ」にいるし夢もちゃんとある。「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」は、歌詞においても曲においても、自分たちの置かれた状況をそんなふうに前向きにとらえようとした1曲だと思います。

とってもイイ曲ですね。
すごく気に入ってしまい、フルサイズをダウンロードした昨日以降、絶賛ヘビロテの真っ最中。ひとつのクールに1曲でもドハまりする曲があるというのは幸せなものだと思います。

2015夏のアニメソングといえば「がっこうぐらし!」の「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」
そんな感じで思い出に残る一曲になりそうな予感が強まってきました。




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