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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」 第2話 感想 - 敵の情報を知らないってのは恐ろしい

アニメ感想・アニメ関連の話

「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」
第2話「二つの軍勢」の感想です。

(タイトルの読みは、「ゲート じえいたい かのちにて、かくたたかえり」)

GATE(ゲート)面白い 第2話の感想

マンガを4巻まで読んで感じた「GATE(ゲート)」の印象と雰囲気

アニメ「GATE(ゲート)」は今後どういう雰囲気になっていくのか。
つかみかねている人って多いかもしれないですね。

「GATE(ゲート)」の第1話を視聴後、さっそくマンガを4冊購入して読んでみましたので(原作は小説です)、そこまでの印象や感じた雰囲気などを簡単に書いてみます。
予備知識は全くいらないよ、という方はお手数ですけど飛ばしてください。


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マンガの「GATE(ゲート)」は、想像したいたよりも「異世界交流もの」という感じでした。
特に、異世界女子との交流が多い(笑) 
異世界の女の子キャラが、次から次へと出てくるわ出てくるわ。軽く拍子抜けを感じた部分もあったりしました。この辺りはちまたで言われている通り、やはり「アウトブレイク・カンパニー」に似てますね。(作品の発表時期は「GATE(ゲート)」が先になりますけど)

ゲート 1―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (アルファポリスCOMICS)

ゲート 1―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (アルファポリスCOMICS)


逆に、ガチな自衛隊の戦闘場面はそれほど多くなかったです。
自衛隊はむしろ、人道支援的に異世界の住人を助けに回ることが多い。自衛隊らしいといえば自衛隊らしい展開でした。


そこにさらに。
異世界側(帝国)の政治的な思惑、自衛隊と戦うべきかそれとも講和をすべきか、という政治的な話が絡んできたり、現実世界側の思惑、自衛隊断固反対の勢力や、日本に異世界の資源を独占させまじとスパイ活動を行ってくる諸外国がいたり、そんな感じで政治絡みの話も結構多いです。

あくまでマンガ4巻までの印象ですけど、「GATE(ゲート)」に対する自分のざっくりとした印象はそんな感じでした。あともうひとつ付け加え得るならば。


第1話の感想で、「自衛隊をモチーフにするならば、自衛隊隊員の気持ちも一緒に見たい」と書きました。これはマンガでよく表現されてたですね。さすがは原作者が元自衛官の作品。「自衛隊隊員の気持ち」の描写部分は、マンガの「GATE(ゲート)」で、面白かった点のひとつになります。



じゃあマンガに続いて。今度はアニメの話へと移ります。

GATE(ゲート)第2話の戦闘の補足

前半の戦闘パートは、ちょっと補足が必要かもと感じました。

第1話のラストで自衛隊が対峙していたのは、異世界の「帝国軍」です。
それに対して今回、第2話の前半で自衛隊と戦っていたのは、異世界で帝国の支配下に置かれた国々の軍隊、「諸王国軍」になります。

GATE(ゲート)2話。諸王国軍


なぜそういうことになったかというと。
門(GATE)のある場所を、異世界では「アルヌスの丘」と呼ぶのですが、アルヌスの丘の戦闘で自衛隊に惨敗し、自軍の60%を失ってしまった帝国の皇帝は(アニメやマンガでこの戦闘は描かれていません)、「アルヌスの丘」奪取を目指して動く「諸王国軍」に対し、わざと情報を秘匿(ひとく)します。自衛隊がどんな装備を持った軍隊なのか、また、帝国軍が惨敗したという事前情報をわざと知らせない。

理由は、それによって「諸王国軍」が自衛隊に惨敗して帝国と同じように軍事力を失い、結果、「帝国軍」は「諸王国軍」に対し優位を保ったままでいられるだろう、と帝国の皇帝モルトがふんだからです。自分らの軍が減ったから、あいつらも減らしてやれ、みたいな。


第2話前半の戦闘パートは、圧倒的な戦力差ゆえに、また異世界軍の視点で描かれたゆえに。
「諸王国軍」の兵士が大量虐殺って感じで、ちょっと気の毒になる部分もあるんですけど、「諸王国軍」の兵士が大量に死んだその背景には、


- 帝国皇帝の思惑も存在していた -


ということになります。
そのあたりの政治的背景は理解して欲しいかなと思いました。アニメでは、やや分かりづらかったかもしれないですね。

GATE(ゲート)2話 戦闘の1

GATE(ゲート)2話 戦闘の2

GATE(ゲート)2話 戦闘の3


簡単に第2話の感想を。敵の情報を知らないってのは恐ろしい

個人的には、その諸王国軍の視点で描かれた戦闘が良かったです。

ここ(アルヌスの丘)は二百三高地かっ!

そんな感じで、諸王国軍の無謀な突撃から、二百三高地へと総攻撃を繰り返した日本陸軍のことを思い出し、戦闘シーンはなんだか胸に迫るものがありました。



で、二百三高地(にひゃくさんこうち)とは。
日露戦争(1904年~)における激戦地、「旅順要塞」(りょじゅんようさい)攻略戦において、日本陸軍に大量の戦死者を生み出した標高203メートルの山のことです。
(↓ 当時撮影された実際の二百三高地の画像)

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日本陸軍は、近代要塞が持っている防御力の凄さを、当時あまり認識していませんでした。軽視していたんですね。
敵の情報を知らないってのは恐ろしいことです。敵の情報に疎いがゆえに発生した大量の戦死者。

そういう意味では、「諸王国軍」も同じだったなと。
まぁ知ってても兵器による技術格差はどうにもならなかったでしょうけど、知ってれば退却することはできたかもしれない。


以下はツイッターにあった小ネタです。
ツイートしたのは、「GATE(ゲート)」の銃器設定・銃器・兵器作画監督の青木悠さん。内容は、第2話に出てきた曳火砲撃(えいかほうげき)についての画像つき解説です。



曳火砲撃とはつまり「ショットガン」(散弾銃)の原理。
そういうことか…… 分かりやすい説明だと思いました。「手書き」ってのがまたなんともイイですね。


最後のまとめ

今回の感想は、マンガで感じた「GATE(ゲート)」の雰囲気や、第2話の戦闘の補足などがメインでした。

次回以降は、徐々に個人にスポットをあてた話になっていくと思います。

第2話で新たに登場した人物の中では、
赤い髪のピニャ・コ・ラーダ(戸松遥)

f:id:hisoka02:20150712171534j:plain

このキャラだけ覚えてもらえれば、と思います。



f:id:hisoka02:20150712181553j:plain
「あれま!」
ドラゴン発見時の、諏訪部順一さんの言い方にふきました




「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」
原作:柳内たくみ(アルファポリス刊)
監督:京極尚彦(「ラブライブ!」)
シリーズ構成:浦畑達彦(「境界線上のホライゾン」)
キャラクターデザイン・総作画監督:中井準(「銀の匙 Silver Spoon」)
銃器設定・銃器・兵器作画監督:青木悠
ミリタリー監修:鈴木貴昭・金子賢一
制作:A-1 Pictures

伊丹 耀司:諏訪部順一
倉田 武雄:石川界人
富田 章:安元洋貴
栗林 志乃:内田真礼

(帝国皇帝)モルト・ソル・アウグスタス:斧アツシ
(皇帝の娘)ピニャ・コ・ラーダ:戸松遥

オープニング曲
「岸田教団&THE明星ロケッツ / GATE〜それは暁のように〜」
エンディング曲
「テュカ&レレイ&ロゥリィ(金元寿子&東山奈央&種田梨沙) / ぷりずむコミュニケート」




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