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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

血界戦線 第11話までの考察と妄想その2(最終版) - 絶望王の正体や「木」の話や第12話(最終回)でレオが行いそうなことなど

血界戦線

「血界戦線」 の考察や妄想、最終回の予想などの記事です。

どうもみなさん、こんにちはー

「前回その1と付けたけどその2は意に反して遅れてしまった。そうですね?! ひそかさん」
「はあい!」
「すぐこれを書くつもりだったがずっと後回しになってしまった。そうですね?! ひそかさん」
「はあい!」

って私はどこのグァバラさんなのか。
f:id:hisoka02:20150709064859j:plain

(グァバラ、声:西村知道。第1話に登場する「はあい!」を連発するキャラのことです)


ということで前回の続き。血界戦線を第11話まで見た段階での、作品に対する考察や妄想などをまとめた記事の2回目、というか最終形態になります。前回の記事も途中にサンドイッチしつつ、さらに最終回の展開予想などを。元々の構想では、今回の記事のように書く予定でおりました。

あと、結構長文(約13000文字)です。


PR



追記
血界戦線最終話の放送日が発表されました(9/18)



ちなみに原作未読です。
マンガは第3巻までは読みましたけど、実質的には原作未読みたいなものです。


ではまず最初に。
時間軸の話から始めたいと思います。

現在(11話終了時)の時間軸と、第12話途中までの展開予想

現在、つまり「血界戦線」における第11話終了時の時間とはいったい「いつ」なのか。これはおそらく、第1話アバンで描かれた時間の少し手前なんだと思います。

そして最終回の第12話は、11話の終了時点から第1話のアバンで描かれたシーンとの、「間に流れる時間を描く回」になると思います。え~と…… 手っ取り早いのは、第1話のアバンシーンを見てもらうことですね。ってことで無料の動画を貼っておきます。アバンシーンの長さは、動画の最初の2分とちょいぐらいです。

www.nicovideo.jp


私が思うアバンの注目点は3つ。

  1. レオが階段を上(のぼ)っている
  2. 暗い場所のホワイトに、レオが手を差し伸べている
  3. ライブラメンバーが地上で戦闘中である

この3つ。
血界戦線の第11話において。
絶望王が口笛を吹きつつ、レオを引きずりながら長い長い階段を下りて行ったシーンを覚えてらっしゃるでしょうか。

血界戦線第11話 階段をおりる絶望王

アバンを見返したときに、絶望王が下りて行った階段は、第1話アバンのシーンでレオが上(のぼ)っている階段と同じ階段じゃないか、と思いました。11話で下りた階段の帰り道を、第1話アバンではレオが「上って」いるように見えます。

血界戦線第11話 階段を上るレオ


そしてその後、階段を上ったレオは、暗い場所に一人でいるホワイトへと手を差し伸べ、二人の間には、花びらに見立てた赤い光がパラパラと落ちてくる。

血界戦線 第12話のレオとホワイト?

アバンはそんなシーンに見えます。


一方地上では。
高い場所から絶望王が眼下の爆炎を眺め、ライブラのメンバーは総出で何者かと戦闘を繰り広げている。


以上ざっくりですけど。
第1話のアバンを見た限り、第12話の途中までは、おおよそこんなストーリーになるんじゃないでしょうか。


アニメ「血界戦線」全体の時間軸を、簡単にまとめてみます。

第11話終了時点(←今ココ)
 ↓
第12話の途中までで第1話のアバンの内容を描く
 ↓
残りで第1話アバンシーンの「その後」を描く。


私は血界戦線の最終話(第12話)に対して、こんなイメージを持っています。



じゃあ次の話へ進みます。
今度はアニメオリジナルキャラについて。
絶望王・ホワイト・ブラックや、ホワイト&ブラックの両親の関係性についての話です。

ここからしばらくは、「その1」と題して以前に書いた記事、
血界戦線 第11話の考察と妄想その1 - 絶望王の正体とマクベス家について考える! - ひそかブログ」をコピー&ペーストし、そこに修正を加えた内容になります。


「その1」を書いた時はね……
すかさずこの今書いている記事にとりかかるつもりだったんですけど…… 
記事アップ直後に「血界戦線最終話の放送延期」を聞き、じゃあ続きはあとにしようか、と思ったら今になっちゃいました。ちょうど夏アニメの放送もスタートしましたし。

あとでやろうと思った記事はずっと後になる。もしくはやらない。
「ブログあるある」の典型的なパターンですね。


絶望王の正体とマクベス家について考える

1.マクベス家の家族構成

まずはマクベス家の家族構成からおさらいを

「マクベス家」
(父)ベンジャミン・マクベス(声:木内秀信)
(母)エマ・マクベス(声:ゆかな)
(兄)ウィリアム・マクベス(ブラック) (声:釘宮理恵)
(妹)メアリー・マクベス(ホワイト) (声:釘宮理恵)

マクベス家は4人家族になります。

2.大崩落時。青白い炎の正体について。

アニメに何度も出てくる、青白い炎がブラックの体内に吸い込まれる場面の話です。

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私が思う結論から先にいってみます。
この「青白い炎の正体」は、ずばりブラックの父(ベンジャミン・マクベス)の「霊」のようなものだと思っています。そして父(ベンジャミン)の持つPHI(サイ:超能力)が可視化されたもの、じゃないかと。

そう思う根拠を3つほどあげてみます。


  1. 青白い炎から「敵意」を感じられない
  2. 青白い炎が向かう先は、ホワイトでもブラックでもどちらでも良かったように見える
  3. ここから(第12話で)、「青白い炎の正体」として「新たな敵」を持ってくると考えにくい


以上になります。2は補足が必要ですね。

大崩落の途中で絶命した父(ベンジャミン・マクベス)の霊は、本来ならば霊が向かわねばならない場所への通行を、この時出来た「結界」によって、遮られてしまったのではないでしょうか。そして霊は急遽(きゅうきょ)、その霊をとりあえずの収めておくための「容器」が必要になってしまった。

そこで霊が着目したのがブラック&ホワイト。
どちらも霊にとっては自分の子供にあたるので、霊としては親和性が高く、霊をおさめる容器として馴染みやすい対象に見えた。そしてどっちにしようかと迷う霊に対し、「俺にしろ!」と呼びかけたのがブラックの方だった -


おおよそこういうストーリーが、私の思う青白い炎の正体です。青白い炎がブラックの体内に吸い込まれて行く場面に対する自分の考え。

「青白い炎」の正体は、父でも母でも、はたまた両方でもいいんですけど、炎と同じ青(瞳の色のこと)を持つのは父の方ですので(母は緑)、私は「青白い炎の正体は父」だと予想しておきます。

で、予想に対する自信はというと…… 
まったくありましぇんっ !!(汗)


何か予想すると決してその通りにはならない。
それがひそかクオリティ(悲)
これまで何度も味わってきました。
まあでもね。せっかくだからここらで何か考えてみたいなと。


閑話休題。
またこの場面(青白い炎がブラックの体内に吸い込まれる場面)なんですが、ホワイトはとある死体から銃を取り上げていました。この死体というのが、「父の死体」なのでは? ですのでホワイトが手にした銃は、PHI(超能力)を持った両親の「形見の品」になるのかもしれない。
そして第11話。
その「銃」を絶望王が手にしていましたね。銃は何かしらストーリーに絡んでくる気がします。


2.絶望王について

ここの2.は長いです。ここまででもすでにそこそこ長いですが。
以下は、全部で4つの点から構成されています。

2-1.絶望王の中身について

私は絶望王とは。
「父のPHIを体内に宿したブラックの二重人格(別人格)のひとつ」
だと思っています。

まぁどっかの敵がブラックに憑依(ひょうい)した、という考えもあり得そうなんですけど、アニメによるブラックと絶望王の描き方を再視聴してみると、憑依というよりも「二重人格者表現のそれ」に近いと思えました。

たとえば似たような二重人格の表現をした作品というと…… 
すいません、重要なネタバレになっちゃうので、ここでは作品の具体例をあげられないです、申しわけない。とりあえず、「あるアニメ」と、「ある映画3本」を連想した、としか書けないです。


アニメで描かれたブラックと絶望王を再視聴すると。
その大半のシーンにおいて、「ブラックで描かれている人物の大半のシーンが実は絶望王」だと感じました。
「この場面はブラック」だと確証が持てるシーンは、実際には数えるほどしかなかったです。具体例にどの場面なのかをあげられなくて申し訳ないんですけど、私が「この場面はブラック」だと確証を持ったシーンは全部で3か所ぐらいでした。

絶望王がブラックのふりをしていると思えるシーンがすごく多いんですよね。そしてその簡単な判別法(ブラックと絶望王の簡単な見分け方)は「口笛」になります。「口笛」の聞こえるシーンは、見た目はブラックながら中身は絶望王。そう考えていいと思います。ブラックと絶望王の描き方は、とても巧みな演出が施されていますね。

2-2.絶望王とは「何」で、「名前」はナンなのか?

第4話と第10話における絶望王のセリフです。

まず第4話。絶望王のレオに対するセリフです。

「俺が何だか当ててみな。
お前はもう、俺の名前を知っているだろう?」

次に第10話。絶望王のチンピラふたりに対するセリフです。
「俺が何だか当ててみな。
お前らはもう、俺の名前を知っているだろう?」


このセリフのポイントはふたつあります。
ひとつ目は「何だか」当ててみな、と聞いていること。
「誰だか」ではなく「何だか」当ててみろ。つまり、人とは限らない。

もうひとつは同じ質問を、たまたまその場に居合わせたチンピラに対して聞いていること。つまり名前部分には、「誰でも知っている単語」が入るのではないでしょうか。


「何だか」についてはもう書いたですね。
これは、父のPHIを体内に宿したブラックの二重人格(別人格)のひとつじゃないか、と。

次に「名前」についてです。
実はもうすでに、絶望王の名前の一部は登場しているんですよね。私はすっかり忘れてましたけど。

↓ それが第7話の画像です。

絶望王の名はBLANK


絶望王の名前は、画像の表記のひとつを取り上げると、
「××(BLANK)××」

第7話の感想を書いた当時、私は「BLANK=空白」の意味だと受け取ってしまいました。失敗したな……。
他に意味を調べて見ると、「BLANK(ブランク)」には「虚ろな」という意味もありました。BLANK=虚無(虚ろな)状態。言いかえればそれは絶望状態ともいえる。そういうのが「BLANK(ブランク)」のネーミング由来じゃないかな。

「ブラック」と「ブランク」

語呂も似ていてスペルも一字違い。英語でもBLACKとBLANKの一字違い。いい感じのネーミングじゃないかな。


ということでここで「絶望王の諱(いみな)」を予想してみます。ブラックの本名(ウィリアム・マクベス)にミドルネーム(BLANK:ブランク)をプラスして、


「ウィリアム・BLANK(ブランク)・マクベス」


それがブラックの本名に対する私の予想です。


「お前らはもう、俺の名前を知っているだろう?」
この質問に対してどう答えるかの話ですが。
これは絶望王のミドルネーム「BLANK(ブランク)」だけを答えられればいいんじゃないかなと。

「俺が何だか当ててみな。
お前らはもう、俺の名前を知っているだろう?」

答え:「絶望」(=BLANK・ブランク=虚無)

答えが絶望って、なんかそのまんまですね。


2-3.絶望王とはどんな存在なのか。自分なりの結論が出るまでの紆余曲折。

絶望王に対する自分の考えは、次から次へとコロコロ変わっていきました。
ほんと紆余曲折(うよきょくせつ)の過程。半日ごとぐらいにコロコロと考えが変わり続け、そのたびに記事や、記事の下書きなどを書き直し続けました。

最初思ったのは、絶望王とは「幽霊」みたいなものじゃね?ということ。

理由は、絶望王が「不死」であることと、ホワイトが自己紹介で語った「幽霊」という単語がらみで。第2話の初登場時、ホワイトがレオナルドに語ったセリフはこんな感じでした。

「あたしホワイト。幽霊なの! 友達になりましょ!」
 
それと、第11話の日付けは「ハロウィン」です。
wikiによればハロウィンとは、

古代ケルト人が起源。
ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていた

ハロウィン - Wikipedia


とあります。
そういや第11話で「堕落王フェムト」は、その日の日付けが「ハロウィン」なことから、

「シャレがききすぎてて、かえって笑えない」
と言ってましたね。
フェムトが言う「シャレがききすぎて」の意味ですが、これは「死者の霊たち」がやってくる、という意味なんじゃないかと思います。



幽霊の次に考えたのは、絶望王とは「悪魔」じゃね?ということ。
つうか悪魔じゃなくてその手下、つまり絶望王は悪魔の手下「悪霊(あくれい)」のようなものかなと。

第11話のサブタイトルは「Paint It Black」でした。
さらに絶望王が「演目」としてあげていたのが「悪魔を憐れむ歌」

これはどちらもローリング・ストーンズという大ベテランバンドの曲のタイトルです。そして「悪魔を憐(あわ)れむ歌」(Sympathy for the Devil)の歌詞の一部には、こんなのが。


Pleased to meet you
Hope you guess my name
(初めまして。私の名前をご存知でしょう)

Tell me baby,what’s my name
Tell me honey,can ya guess my name
I tell you one time,you’re to blame
(ベイビー、俺の名前が言えるかい
ハニー、俺の名前が言えるかい
一度だけ言ってやろうか)


「悪魔を憐れむ歌」の歌詞が、絶望王のセリフ、「俺が何だか当ててみな。お前はもう、俺の名前を知っているだろう?」にとってもリンクしているんですよね。だから絶望王とは悪魔(ないしその手下)か? などと思っちゃいまして。

しかし、「悪魔」だと心にストンとくるものがないんですよね。ちょっと悪魔では唐突過ぎるというか。まぁ実際のところ、「悪魔を憐れむ歌」は、絶望王のセリフの「モチーフ」として使った、ぐらいじゃないでしょうか。


3.絶望王の行動目的と、彼の行動目的を生んだ理由について

絶望王の行動目的とは、彼が言うように「終わらせる」こと。
だと思います。
第11話における、絶望王のセリフの抜粋です。

「死は生者の特権だ。死を忘れては生きられない。
死に忘れられた俺という絶望は、せめて黄昏(たそがれ)に道化(もしくは憧憬)を抱いて眠れ」

絶望王とは、「死を忘れた」のではなく、「死に忘れられてしまった」存在。今の状態が続く限り、彼は「死ぬこと」を思い描くことが出来ない。それがすなわち彼の絶望の理由。

死を忘れては生きられない。
つまり死に忘れられた俺という絶望は「生きられない」

絶望王が語ったセリフは、そういう意味なんじゃないかと私は受け取りました。

だから絶望王は今の状態を終わらせたい。
「不死な状態」の今を変えたい。


しかしここに結界がある限り。
この状態はいつまでたっても変えることが出来ない。変えるためには「結界の破壊」が必要条件となる。そして「結界破壊」の必要条件を満たすためには、まず結界をみつけるための「神々の義眼」が必要である。
こういうのが絶望王の行動原理じゃないかと思っています。


ではなぜ絶望王は死ねないのか。
ここでようやく「2-1.絶望王の中身について」で書いた話につながってくるのですが。

それは「絶望王の中身に父(ベンジャミン・マクベス)の霊がいるから」じゃないかと。まあ霊じゃなくて魂でもなんでもいいんですけどね。


日本には「四十九日」(中陰)って考えがあります。
四十九日を簡単に言うと、「死者があの世へ旅立つ期間」と考える死生観のことです。つまり絶望王とは、「父の霊が結界によって永遠に閉じ込められてしまった事」によって生じた、「永遠の四十九日」じゃないだろうか。

こういうのが、自分の思う絶望王の中身になります。
まぁ父だけじゃなく、絶望王の中身が父&母の両方って可能性もありますけど。



第1話のラストの話をします。
みゆきちのいるバーガー店「DINNERS」において、絶望王(ルックスはブラック)はレオを見て、「ふっ、見つけた!」と喜んでいます。「神々の義眼」の所有者をついに見つけた! 彼のセリフは、そういうニュアンスなのでしょう。絶望王は、もう第一話からすでに出ていたんですね。

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そしてレオを「見つけた」絶望王は、「神々の義眼」所有者のレオに近づくため、ホワイトが彼の元へと向かうように指示を出した。それが第2話のラスト、ホワイトとレオの出会う場面になるんじゃないでしょうか。

「あたしホワイト。友達になりましょ!」

「友達になりましょ!」には、若干ですが有無を言わせぬ響きがありますよね。友だちになってね、などのお願いするようなニュアンスよりも、友達になることがすでに前提条件として含まれているようなニュアンスが。ちょっと命令っぽいセリフです。なぜならホワイトがレオに近づいた理由は、絶望王の指示によるものだったから。そんなふうに考えられるのではないでしょうか。


4.ホワイトと母のエマ・マクベスについて

1.ホワイトついて自分が思う結論から先に書きます。

ホワイトは、死を迎える直前で、時間の進行が止まった状態に置かれているようなもの、と思っています。「死の寸前で時間が固定されちゃった状態」じゃない? そう思う根拠のひとつは絶望王のセリフになります。

アイツ(ホワイト)は人間じゃない。
心臓代わりの結界が、今のアイツを生かしている
死にかけのガキを救うため、親が取った苦肉の策


直感でホワイトを他の作品に例えるならば。
アニメにいつも出てくるホワイトは、「鋼の錬金術師」という作品における「アルフォンス・エルリック」みたいなものじゃないか、というイメージです。ホワイトの本体自体は、別のどこかに隔離&防御されているイメージ(つまり第1話アバンに出てくるホワイト)で、いつも出てくるホワイトは、「魂だけを宿した器」(=鎧のアルフォンス)みたいなものじゃないかなと。


ただひとつ気になる点があります。
「死にかけのガキ」の、「ガキ」(ホワイト)ってどういうことだろう?

もしかしたらホワイトは、死にかけたのはずいぶん以前、子供のころの話で、ホワイトは助かる見込みのないまま本体が別のどこか安全な場所、何かの結界に守られたような場所へと隔離され、普段動いているホワイトは、「魂だけを宿した器」としてこれまで生きてきたのかもしれないですね。もしもそうなったらほんと、それってどこのアルフォンス! という話になっちゃいますけど。


そういや「鋼の錬金術師」のアルフォンスも「血界戦線」のホワイトも、演じているのは同じ声優さん、釘宮理恵さんですよね。だから余計にアルフォンスを連想しちゃうんだろうなぁ。そしてハガレンも血界も、兄弟(血界は兄妹)や家族の話ですしね。


2. 母のエマ・マクベスについて

- 「心臓代わりの結界」が、今のアイツを生かしている

ホワイトを守る「結界役」を担っているのが、母親のエマ・マクベスになるのかなと。
母、エマ・マクベスもホワイト同様、ほとんど死んでいる状態な気がします。マクベス家の両親は苦肉の策として、ホワイトには回復する見込みがないにもかかわらず、両親は母(エマ・マクベス)の体を犠牲にして結界を張り、ホワイトが死んでしまわないようにしているんじゃないかと。細かい理屈は全然わからないですけどね。

母の体を張った献身によってホワイトは、「死に忘れられたあたしという絶望」なのかもしれない。


ということでだいぶ長くなりましたけど。
私はアニメオリジナルキャラ(絶望王&マクベス家)全体に対して、ここまでに書いたようなイメージで見ています。やっぱひとつ気になるのは、

ホワイトが死にかけたのはいつのなのか?

ということですね。
もしかしたら、ホワイトが死にかけたのは結構昔の話なのかもしれない。
第11話を見る限り、ホワイト&ブラックは、子供時代からいきなりNY大崩落時の年齢へと「飛んで」いるようにも思えます。子供時代からNY大崩落時へと、時間(年齢)が飛んでいるのが気になるといえば気になります。


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では次の話へ。場所に関する話です。2か所取り上げてみます。


「血界戦線」の場所に関する話ふたつ

1.「木」

第1話アバンに登場する、スポットライトのあたったホワイトがいる暗い場所。記事の最初の方で画像を貼った場所のことです。
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で、この場所があるのはいったい何処(どこ)なんでしょうね?
もちろん前提として、血界戦線の第12話にこの暗い場所が出てくるならば、という話になりますが。

私はこの暗い場所は、とある「木」のすぐ近くにあるんじゃないかと思っています。
本編に繰り返し繰り返し登場する、赤い花をつけた木のことです。木が登場する場面を3か所取りあげてみます。黄色い枠で囲んだのがその「木」になります。


↓ 木が登場する場面1。これは第5話です。シルエットは堕落王フェムト(声:石田彰)です。
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↓ 木が登場する場面2。これは第8話だったかな。
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第8話では、ここで絶望王とブラックが会話をしていました↓
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上の画像で貼った「木」ですが、これはニューヨーク大崩落時の場面にでてくる木と同じだと思います。

↓ 木が登場する場面3。NY大崩落時。

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根元には大量の赤い花びらが積もり、ブラックがその木のそばに張り付いています。ホワイトが銃を手にブラックへと駆け寄るとき、ブラックはしばらくのあいだ、木の根元から離れようとしません。その理由は「ブラックがこの木を守ろうとしているから」。私にはそう見えました。

「血界戦線」を再視聴してみると、この木がさりげなく何度も何度も登場することに気がつきます。繰り返し繰り返し何度も登場してくる。そうなると、やっぱりこの木には、「何かあるんだろうな」と思ってしまいます。大事な何かがある。だからこそ、アニメ本編では何度も何度も木を画面に登場させてきた。そしてこの木のすぐ近くにあるのが、第1話アバンに登場する「ホワイトがいる暗い場所」じゃないか。それが私の予想になります。


血界戦線の映像で印象的なアイテムのひとつに、「赤い花びら」がありますよね。
「赤い花びら」は、この木から散った花びらのイメージじゃないかと思うのですが……
残念ながらこの木に類似した現実の木を見つけることは出来ませんでした。花びらの形は薔薇(ばら)に見えますけど、薔薇ってこんな大きな木にはならなそうな……。具体的にこの木は何の木をモデルにしているのか。それは分かりませんでした。


そうそう木といえば。
第11話のOP直後にも木が登場していました。
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画面には「Family Tree of Macbeth」(ファミリーツリー・オブ・マクベス)の文字。マクベス家族の木、ぐらいの意味かな。ここでも「木」が登場していますね。


2.階段への入り口がある場所

簡単に、画像だけ貼っておきます。
第11話で絶望王が下りて行った階段や、第1話アバンでレオが上(のぼ)っている階段。その階段の入り口があるのは、↓ ここじゃないでしょうか。
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水色で囲った、聖堂の祭壇の奥。
単なるカンですけど、「あっ、階段の入り口はこの祭壇の奥じゃ?」と思いました。



ということで。2か所の「場所」に関する話でした。
では次の話へ。大きな話としては次が最後になります。最終回に関しての予想などを。

「血界戦線」の第12話(最終話)において、レオが行いそうなこと3つ

1.「回想」

第11話において、目に変な機械をつけられ床にうつぶせになったレオが涙を流していたシーンを覚えてらっしゃるでしょうか。
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なぜこのときレオは涙していたのか。
私はこの時レオは「見た」のだと思います。

絶望王を通して、ホワイト&ブラックが子供の頃からこれまでにマクベス家に起こったことや、NY大崩落時にマクベス家に起こったことなどを。それがレオが涙を流した理由じゃないかと。

以下はスティーブンのセリフ、だったかな?
「神々の義眼」について説明されたセリフです。

「その眼を手に入れた者は現在から過去を眺め未来をも見通すという。謎は多いが異界においても至高の芸術品だ」

ですので「血界戦線」の第12話は、「回想シーン」が結構な尺で入ると思います。回想シーンの中身は、レオが見た「マクベス家に起こったこと」  絶望王を通してマクベス家に起こったことを知ったレオが行動を起こす。それが第12話の内容のひとつじゃないかなと。


2.「写真」

ホワイトは結局、この世界を去ってしまう気がします。
でもその最後、レオはホワイトの「写真」を取ってあげるのではないしょうか。

第11話でホワイトは、次のような事を言っていました。

次の瞬間私が死んでも、撮ったものは確実に残る


ホワイトが写真を撮っていた理由ですね。
「血界戦線」ではこれまで、写真を撮ることや写真の画像を印象的に使ってきました。ですので最後は、レオがホワイトの「写真」を取ってあげるんじゃないか、と思います。

3.「手紙」

第1話のアバン。
レオの妹、ミシェーラ・ウォッチ(声:水樹奈々)の手元には、レオからの手紙がありました。手紙の内容はこんな感じです。

ハロー ミシェーラ。
元気ですか?

兄ちゃんは元気です。
兄ちゃんがこの街に来て、もう半年が過ぎた。

この半年は、なんだかすごく長かったような短かったような。自分でも不思議な感じだ。今さら手紙なんて僕も照れくさいし、君も驚いているかもしれない。

別に何かあったわけじゃない。
ただ、君にどうしても伝えたい事があって、自然と筆をとった。

ここは相変わらずゴチャゴチャでドタバタで、異常が日常のせわしない街だ。僕は何とか生きながらえて、サイテーでサイコーな日々を過ごしている。


1年前。
君と別れたとき、僕は自分の事を、世界にとってほとんど意味のない存在だと思っていた。無欲で、理想ばかり抱えた、どこにでもいるただのチビだってね。
今もたいして変わっちゃいないが、でもたまに少しだけ、そんなことないような気がする時もある。

今日は、僕がそんなふうに思えるようになるまでの話をしたい。僕がこの街で何を見て、何を思い、どんな人たちに出会ったか。それを君に伝えたい。

少し長くなるかもしれないけどどうか最後まで聞いてほしい。
これは僕と、僕に希望を示してくれた、ある人たちの物語。


きっと多くの人が、最後にレオは「手紙」を書くのだろう、と思っているんでしょうね。
え~と、あれは第何話だったか……。
レオがミシェーラに手紙を書こうとして書けなかった時がありましたよね。
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あの時は書けなかったけど、最終回でレオは手紙を書けるのようになるのでしょう。というか。


書かずにはいられなくなった。
なぜなら「君(ミシェーラ)にどうしても伝えたい事」が起こったから。


血界戦線の最終回はその手紙の内容、「どうしても伝えたい事」を描く回になるのだと思います。


ということで。
「血界戦線」の第12話(最終話)において、レオが行いそうなことを3つほどあげてみました。

こうして考えてみると……
「30分」という尺に収めるのはたしかに難しいかもしれないなぁ。ここにさらに、ライブラメンバーの動きも入れなくちゃならないんですもんね。


最後に。アニメスタッフの熱意は伝わる。

7/7に放送されたクローズアップ現代で、長らく音楽にたずさわってきたDJ、ピーター・バラカンさんが次のような事を言っていました。

こちらが情熱を持って曲を紹介すれば、その情熱はリスナーに伝わる


私の「血界戦線」に対するイメージは、このピーター・バラカンさんの言葉とよく似ています。
「血界戦線」の監督を務める松本理恵さんにとって、これが初めての本格的なアニメ監督作品になります。だからでしょうか。アニメ「血界戦線」って、すごく力が入ってるように感じるんですよね。作品に込めた熱意が、画面からほとばしってくるような感じがします。最初は分からなかったんですけど、第11話を終えて、第1話の最初から見返したときにその熱意を強く感じました。ピーター・バラカンさんの言い回しを借りるならば、


アニメスタッフが情熱を持ってアニメをつくれば、その熱意は視聴者に伝わる


必ずしも、また誰に対してもそうなるとは限らないですけど、私は伝わってくるものを感じました。再視聴しながら、まぁだいぶ泣いたですね、恥ずかしい話ですけど(*´σー`)


「血界戦線」最終回の放映が延期されたのは、いいインターバルになったと思います。みなさんも良かったら、このインターバルを利用してぜひ再視聴してみてください。
再視聴すれば必ず多くの発見をすると思います。
伏線が大量に張られていますので。



とうことで長い文章になりましたけど。
以上「血界戦線」第11話までの考察その2、でした。



おまけ。
「血界戦線」特別番組の一コマ ↓ です
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10/11 血界戦線第12話(最終回)の感想を書きました↓




「血界戦線」 全12話
原作:内藤泰弘(集英社/ジャンプ・コミックス刊)
監督・音響監督: 松本理恵
シリーズ構成:古家和尚
アニメーション制作:ボンズ

クラウス・V・ラインヘルツ:小山力也
レオナルド・ウォッチ:阪口大介
ザップ・レンフロ:中井和哉
スティーブン・A・スターフェイズ:宮本充
K・K:折笠愛
ドグ・ハマー:宮野真守
ツェッド・オブライエン:緑川光
チェイン・皇(すめらぎ):小林ゆう
ギルベルト・F・アルトシュタイン:銀河万丈
ソニック:内田遊馬
ホワイト/ブラック/絶望王:釘宮理恵

マクベス家
(父)ベンジャミン・マクベス:木内秀信
(母)エマ・マクベス:ゆかな
(兄)ウィリアム・マクベス(ブラック):釘宮理恵
(妹)メアリー・マクベス(ホワイト):釘宮理恵

オープニング曲
「BUMP OF CHICKEN / Hello,world!」
エンディング曲
「UNISON SQUARE GARDEN / シュガーソングとビターステップ」


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