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ひそかブログ

アニメでするリアルの話、リアルでするアニメの話。そういうのが好きです。

シドニアの騎士(2期) 第6話 感想 - イザナと自分。初体験の衝撃

シドニアの騎士

シドニアの騎士 第九惑星戦役 第6話 「起動」の感想です。

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サブタイトルの意味は当然「重力子放射線射出装置」の「起動」
しかしもうひとつ。
「イザナの女としての起動」も含んでいたのではないか?
そう勘ぐってしまうほど、イザナの印象的な第6話でした。


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初体験の衝撃ってスゴい

ちょっと余談になります。
いくつになっても「初体験」ってのはあるもので。
おととい初めて行ったゴルフ場。ここで「ゴルフコース初体験の衝撃」を味わいました。

最初の一打。選択クラブは当然ドライバー。
自分はずっと下手だと思いこんでいたので、なるべく同伴の人たちに迷惑をかけないよう、安全に少しでも前へとボールが進ませるため、一打目はできるだけ力を入れずにかる~く振りました。自分にとって一番確実な打ち方をチョイス。これがまあ、予想に反してコース上では飛ぶわ飛ぶわ。練習場とは大違いの飛距離感覚でした。打球は「カツーン」と乾いた音を残し、白球がまっすぐはるか前方へとすいこまれるように飛翔。

打った直後、同伴のひとたちに「うぉっ、うまいじゃねーか!」と目を丸くして驚かれました。
彼らも衝撃を受けた様子でしたが、しかしそれ以上に自分自身が衝撃を受けました。「あれっ ?! これぐらい力を抜いて打っていいんだ!」と。


そんな「コース初体験」の衝撃以来、いまは頭の中がゴルフでいっぱいになりました。
ゴルフがこれほど気持ちのいいスポーツだったとは。練習場だけでは絶対に味わえかった気持ちだと思います。「初体験の衝撃」ってスゴいですね。こういうの、「ヴァージンショック」ともいうんでしたっけ。いまでは自分を気さくにコースへと誘ってくれた方々に、感謝感謝の気持ちで一杯です。

イザナ初体験の衝撃

「初体験の衝撃」
これをほかに例えていうならば。
「初めて人を好きになったとき」とか、「初めてブログを開設したときの気持ち」に近いでしょうか。頭の中がその事でいっぱいでしかたない、というような。ふと気がつけばそのことばかり考えている。そんな状態です。

そういった意味で今のイザナは、今の私の気分と近いのかもしれない。
イザナの頭の中は、おそらく長道のことで一杯のはず。頭の中がその事でいっぱいでしかたない、というような。もともと長道には絶大なる好意を寄せていたイザナですけど、長道を強く「男」として意識するようになったのは最近のような気がします。イザナにとって、異性に対する意識自体が「初体験」

「あなた予定より少し遅れていたから」

そんなセリフが、イザナとイザナ祖母(科戸瀬ユレ)とのあいだでかわされていました。
原作未読なので詳細は不明ですが、たしかイザナは男にも女にもなりうる中性の存在だったような…… 「予定より少し遅れていたから」というのは、男でも女でもない「中性」の存在から、

「女」へと変化する過程が少し遅れてはじまったばかり

そういう意味かなと思いました。
男を強く意識することによって、心も体も女へと変化する。
そして逆もまたしかり。
イザナは、もしも相手に強く「女」を意識したならば、男にもなりうる存在じゃないのかなぁ…… イザナにとっての「初体験の衝撃」。これは、男に対する意識と自身の体の変化、その両方じゃないでしょうか。


おにぎりと義手。光っていた小道具の使い方

その変化を、さらに煽って加速させちゃうのが「長道の天然」な行動ですよね。
おにぎり片手にけつまずいたイザナ。おにぎりとイザナが空中でスローモーション。わたし絶対長道はおにぎりの方を助けると。それがオチだろう、と先読みしました。

ところが長道ときたら!
おにぎりは無視して身を挺してのイザナセーブ。
これにはヤラれました。まさかの展開。まさか長道がおにぎりじゃなくて、イザナの方を救うとはね… おにぎりの使い方が、これまでの展開をふまえたうまい使い方でした。

まぁたしかにオチとして、長道が左手で花のつぼみのようにかすかにふくらみ始めたイザナの右胸を、ぎゅっとわしづかみにするという展開にはなりましたけど…… しかしイザナが赤面した理由はそれだけじゃないでしょう。
 
男が身を挺して自分を守ってくれた。

これは長道を男として意識するなというのが無理な話。
イザナの赤面には、そういう男に対する女としての意識も含まれていたと思います。

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この顔w


もうひとつうまいなと思ったのは「義手の使い方」でした。
自分(イザナ)を頼り、自分の住処へと越してきてくれた長道。

長道は体を投げ出して自分を救ってくれるし、彼の天然ラッキースケベパワーで、ちょっとふくらみ始めた自分の胸も揉まれてしまうアクシデントもあったりするし。嬉し恥ずかしな気分。わー、これはこれからふたり、楽しい一つ屋根の下の生活がはじまりそう…… そう思った矢先、期待を裏切りアッサリ引っ越し先を決めてしまう長道。そりゃギリギリギリギリとやりたくもなりますよね。 

さっそく前回でつけたイザナの義手をネタとして、イザナの気持ちを代弁する道具として使っていました。なんだよ!みたいな気分の表現。

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これはうまいつなげ方でしたね~ 義手ゆえに、激しい爪の立て方が強調されていました。

おにぎりと義手。
小道具の使い方が光っていたと思います。


その他の話と今回のまとめ

最後に上記以外の点をふたつほど。

黄色のパンチラも印象的で。
「住居者管理局」の、「不動産のお姉さん」(声:井口裕香)です。
というか……
パンチラをデレながらもしっかり見つめる長道と、お姉さんが振り返ったときの長道の視線を逸らす「反応スピード」がハンパなかったです。長道の早すぎる反応に笑った。さすがエース衛人(もりと)パイロット。情報収集(しっかり見つめること)と危機回避反応スピードがすさまじい。

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「重力子放射線射出装置」がついに起動。
なんだかこの装置、ガウナそっくりに見えました。使って大丈夫なんだろうか……
案の定、ガウナの触手っぽいものが伸びてきましたね。気になるところで、画面には恒例の「ツヅク」 やっぱりヒキをつくったか…… 

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今回の第6話感想は、ほとんどイザナの話ばかりになりました。
まあでも今回何が印象的だったかというと、やはり私はイザナになります。
ちょうど自分の初体験とイザナの初体験(推測込みですが)とが重なったということもあって。とても印象に残りました。

サブタイトル「起動」というのも、「重力子放射線射出装置」の起動だけでなく、「イザナの起動」も含んでいるのではないか? そう勘ぐってしまうほど、イザナの印象的な第6話でした。




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